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会長挨拶

会長 谷合 信彦

第45回日本手術医学会総会
会長 谷合 信彦
日本医科大学武蔵小杉病院 院長
日本医科大学消化器外科 教授 

会長 谷合 信彦

第45回日本手術医学会総会
会長 谷合 信彦
日本医科大学武蔵小杉病院 院長
日本医科大学消化器外科 教授 

「技術と情熱の継承」

この度、第45回日本手術医学会総会会長を仰せつかり、2023年11月24日(金)・25日(土)の2日間、横浜市のパシフィコ横浜において本総会を開催させていただくこととなりました。

手術室は外科医、麻酔科医、手術室看護師、臨床工学技士、診療放射線技師、薬剤師、臨床検査技師、滅菌管理部門スタッフ、事務担当者、清掃従事者さらに様々な業者など多くの人々により支えられています。他職種の相互理解、協力がなければ成り立ちません。そんな、手術医療の専門家が一堂に会し、1100名以上の会員を擁する伝統のある日本手術医学会総会を、日本医科大学として今回4回目の主催をさせていただきます。

平成3年に第13回総会を大川共一教授が、平成20年に第30回総会を田尻孝教授が、そして令和元年に第41回総会を坂本篤裕理事長が開催いたしました。今回第45回を「技術と情熱の継承」をテーマに教育を中心として開催いたします。

手術医療を取り巻く看護資格は認定看護師や特定行為など大きな転換期に来ております。タスクシェア、タスクシフトなどにより手術室看護師の仕事内容も変化が起きています。手術技術においてもロボット支援手術やハイブリッド手術の保険適応拡大と急速なデジタル化が進み、遠隔手術も現実のものとなってきております。

大きな時代の変換期だからこそ、ガイドラインやマニュアルだけでは伝えきれない、教えきれない手術医療の「技術と情熱」を後輩に伝える機会を作りたいと考え、今回の総会のテーマとさせていただきました。

晩秋の横浜で、改めて、手術医療に携わる若手への教育をじっくり考えてみませんか。