会長挨拶

会長 井原健二

第17回日本内分泌学会九州支部学術集会
会長井原 健二
大分大学医学部小児科学講座 教授

このたび、第17回日本内分泌学会九州支部学術集会の会長を拝命いたしました大分大学医学部小児科学講座の井原健二です。開催に当たりご挨拶申し上げます。

本学会は九州地区で内分泌診療と研究に携わる内分泌科専門医、専門医を目指し研修中の医師、そして初期研修医が集いともに学ぶ場であります。内科はもとより、小児科、外科、脳神経外科、産婦人科、泌尿器科など幅広い臨床系教室からの興味ある症例を通した議論を行い、また臨床系・基礎系研究室から新しい研究成果を発信し共有する場です。

今回の支部学術集会では「ライフサイクルを見据えた内分泌学」をテーマとしました。内科領域と小児科領域の内分泌学の類似点と相違点をともに考え、そして小児期から成人期・老年期への診療トランジションを見据えた九州地区の内分泌診療ネットワーク作りの場となれば幸いです。

今回の支部学術集会は大分大学医学部小児科学講座がお世話させていただきますが、会場は九州内各地からの交通アクセスの良い福岡市内の九州大学医学部百年講堂にて開催いたします。またすべての参加者が全プログラムに参加できるように1会場のみの開催といたしました。ご参加の皆様に内分泌診療と研究の面白さをあらためて実感して頂けるよう、また会の後には博多の街を堪能して頂けますよう準備を進めてまいります。本学術集会で皆様にお会いできる事を楽しみにしております。