第3回 Scientific Exchange Training Program
(SETP)
1. 概要
Scientific Exchange Training Program(SETP)は、英語による口頭発表とディスカッションの力を磨くため、アメリカ血液学会(ASH)会長の発案で始まった教育プログラムです。
第77回学術集会から国際委員会主導のプログラムとして継続しています。
SETPでは、特別講演およびシンポジストとしてJSH学術集会に招待されたASHのエキスパート(4名程度)が、発表方法・研究内容、質問に対する応答の仕方についてコメント・指導します。
ASH年次総会の様なハイレベルの国際学会で高い評価を受けられるようになることが一つの目的です。また、この発表をきっかけに、JSHとASHの学術的な交流が活発になることも期待されます。
発表者の対象は日本血液学会に所属する45歳以下の若手研究者です。
プログラムはASHのコメンテーター、JSHのモデレーター、JSHの若手プレゼンター2名で1セッションが構成され、1人につき10分発表、10～15分の討論を予定しています。
2. プログラム
Malignant lymphoma
10月14日(金) 7:30～8:30
第15会場 (パシフィコ横浜 5F 511)
| コメンテーター | : | Jonathan W. Friedberg Wilmot Cancer Institute, University of Rochester, Rochester, NY, USA |
|---|---|---|
| モデレーター | : | 西尾 充史 NTT東日本札幌病院 血液・腫瘍内科 |
Discovering the novel drug targeting tumor-microenvironment for intractable lymphoma
| プレゼンター | : |
青木 智広 名古屋大学 血液・腫瘍内科学 |
|---|
Role of FDG-PET / CT and gastrointestinal endoscopy in the staging of DLBCL
| プレゼンター | : | 本田 匡宏 国立がん研究センター中央病院 |
|---|
Molecular pathogenesis
10月14日(金) 7:30～8:30
第16会場 (パシフィコ横浜 5F 512)
| コメンテーター | : | Omar Abdel-Wahab Human Oncology and Pathogenesis Program, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, USA |
|---|---|---|
| モデレーター | : | 合山 進 東京大学医科学研究所 細胞療法分野 |
TKIs induce alternatively spliced BCR-ABLIns35bp through impaired recruitment of splicing complex
| プレゼンター | : |
湯田 淳一朗 九州大学 病態修復内科 |
|---|
The role of oncogene HMGA2 in the pathogenesis of myeloproliferative neoplasms (MPN)
| プレゼンター | : | 植田 航希 福島県立医科大学 循環器・血液内科学講座 |
|---|
Hemostasis and thrombosis
10月15日(土) 7:30～8:30
第15会場 (パシフィコ横浜 5F 511)
| コメンテーター | : | Charles Abrams Hematology/Oncology, Department of Medicine, University of Pennsylvania, USA |
|---|---|---|
| モデレーター | : | 辰巳 公平 近畿大学医学部 再生機能医学講座 |
High-speed Sensing of whole blood viscosity by pulsed laser viscometer -Hct and temperature effects-
| プレゼンター | : |
宮本 駿 慶應義塾大学大学院理工学研究科 総合デザイン工学専攻 |
|---|
Successful sequential therapy using rFVII with pd-rFVIIa / FX in severe hemophilia A with inhibitors
| プレゼンター | : |
磯部 清孝 埼玉県立小児医療センター 血液腫瘍科 |
|---|
Hematopoietic stem cell
10月15日(土) 7:30～8:30
第16会場 (パシフィコ横浜 5F 512)
| コメンテーター | : | Ravi Majeti Stanford University |
|---|---|---|
| モデレーター | : | 稲本 賢弘 国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科 |
ALDH2 genotype has a significant impact on TRM after HLA-matched unrelated bone marrow transplant
| プレゼンター | : |
鵜飼 知嵩 愛知県がんセンター研究所 遺伝子医療研究部 |
|---|
SATB1 expression marks lymphoid-lineage-biased hematopoietic stem cells in mouse bone marrow
| プレゼンター | : | 土居 由貴子 大阪大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科学講座 |
|---|
お問い合わせ先
第78回日本血液学会学術集会 運営事務局
株式会社コングレ
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル6階
TEL：03-5216-5318 FAX：03-5216-5552
E-mail：jsh2016@congre.co.jp