大会長挨拶

第53回公益社団法人

日本口腔インプラント学会学術大会

大会長 横山 敦郎

 第53回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会を北海道札幌市にて開催いたします。このような貴重な機会を与えて頂きましたことに深く感謝の意を表しますとともに、大会長として謹んでご挨拶を申し上げます。

 日程は、令和5年9月15日(金)から17日(日)までの3日間、札幌コンベンションセンターを会場として開催致します。

 今大会のメインテーマは、第52回大会に引き続き「国民から信頼される口腔インプラント治療」です。53回大会では、このメインテーマに加えて、サブテーマを「口腔機能回復によるQOL向上への貢献」としました。口腔インプラント治療の最終的な目的は、咀嚼、嚥下、構音、さらには審美を含めた口腔機能の回復です。口腔機能の回復を達成することにより、患者さんのQOLを向上し、ひいては日本国民の健康増進に貢献したいとの思いからこのサブテーマを設定致しました。このサブテーマは、52回大会における「名古屋宣言」の「国民から信頼される口腔インプラント治療の普及を図り、口腔機能の維持・向上を通じて国民の健康寿命の延伸に寄与する」 にもつながるものと思います。

 シンポジウムやセミナーなどの学術企画については、学術委員会の皆様のご尽力により素晴らしい企画の準備が進められており、逐次、ホームページに掲載する予定です。

 情報交換会(懇親会)については、感染対策に万全を期して、4年ぶりとなる情報交換会を京王プラザホテル札幌にて開催する予定です。どうぞ奮ってご参加頂き、情報交換、懇親の場としていただければ幸いに存じます。

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 9月中旬、札幌は、素晴らしい季節を迎えます。紅葉にはまだ若干早い時期ではありますが、円山公園、大通公園、羊ヶ丘展望台に足をお運びいただければ、初秋の北海道をお楽しみいただけるものと思います。

 第53回大会では、副大会長を北海道医療大学の越智守生先生、北海道形成研究会の吉村治範先生、北日本口腔インプラント研究会の藤原秀光先生にお願いしました。実行委員長は当教室医局長の山本悟、副実行委員長は同大学病院口腔インプラント治療部門の黒田真司先生が担当し、オール北海道で皆様をお迎えしたいと考えております。本学術大会が盛会裏に終えられますよう、関係者一同、精一杯準備していく所存でございます。多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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