ご挨拶

第10回肝臓内視鏡外科研究会
当番世話人 上本 伸二
京都大学 肝胆膵・移植外科

謹啓 肝臓内視鏡外科研究会会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。皆様には平素より、当研究会の活動に対しましてご支援いただいておりますことを心から感謝申し上げます。

この度、第10回肝臓内視鏡外科研究会の当番世話人を仰せつかり、平成28年11月23日(水)にグランドプリンスホテル新高輪にて開催することとなりました。

腹腔鏡下肝切除は2010年に肝部分切除術と肝外側区域切除が保険収載され、症例数も飛躍的に増加しました。そして、ほぼすべての肝切除術における腹腔鏡下手術が今春の改定で保険収載され、肝臓外科にも本格的な内視鏡手術時代が到来することとなりました。今回の研究会では、全例登録を通じた安全性の確保、手技の標準化と普及など、今まで以上に本研究会がなすべきことが山積しており、全員討論会においてこれらの問題点に対して議論していただくことを企画しております。

参加される方の負担を少しでも減らすことになればという思いから今回は、第8回膵臓内視鏡外科研究会と共同開催の予定となっております。今回も肝臓内視鏡外科に興味を持つ若手外科医からエキスパートの先生方まで幅広くご参加していただき、議論することで、今後の肝臓内視鏡外科の進歩・発展に繋がればと期待しております。

最後になりましたが、研究会プログラムについて御助言、御指導いただいた代表世話人の金子弘真先生、若林剛先生に深謝します。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。  

謹白