第137回西日本整形・災害外科学会学術集会

会長挨拶

 この度、第137回西日本整形・災害外科学会学術集会を2019年6月1日(土)・2日(日)の2日間、九州大学百年講堂で開催させていただくことになりました。伝統ある本学会を担当することは大変光栄です。本学会は、西日本地区における整形・災害外科学の発展に大きく貢献するとともに、若手医師に発表の機会を与える場、そして会員の皆様の交流の場として非常に重要な役割を果たしております。

 今回の学会では主題として「脊椎・脊髄腫瘍:最新の診断と治療」「インプラント周囲骨折に対する治療戦略」「Computer assisted surgeryの現状と課題」という3つを設けました。皆様からの演題応募を期待しております。特別講演といたしましては、九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野 教授 二宮利治先生に「地域住民を対象とした疫学研究の実際~久山町研究~」を、原土井病院 理事長 原寛先生には「現代養生訓」というタイトルでご講演を賜ることにしております。

 本学会は昭和26年(1951年)6月に「西日本整形災害外科集談会」として発足し、今回は新しい元号となって最初の西日本整形・災害外科学会学術集会となります。新たなスタートを切る上でも、皆様のご協力を賜りながら、教室をあげて鋭意準備してまいる所存です。梅雨入り前のさわやかな青空が広がる福岡で、多数の先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第137回西日本整形・災害外科学会学術集会
会長 中島 康晴
(九州大学大学院医学研究院 整形外科学教室 教授)
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