会長挨拶

この度、平成30年7月11日(水)~14日(土)の4日間、東京国際フォーラムにおいて「第65回日本不整脈心電学会学術大会」を開催する運びとなりました。

本会では、「INNOVATION AND HARMONIZATION : NEW OUTLOOK FOR JHRS」をテーマに多様な視点から心電現象、不整脈を捉えてみようと考えております。

近年、再生医療からシミュレーション、モニタリング、デバイスの開発とイノベーションの臨床応用には目覚しいものがあります。これら革新的な医療技術の進歩には医療分野だけでなく他分野とのコラボレーションが必要であります。一方、人にあっての心臓であり、そこには不整脈患者のケアには医療者のみならずコミュニティや社会との係わりも重要になって参ります。これはわれわれ日本不整脈心電学会の今後のあるべき姿を示しているとも思います。

本会では心電学・不整脈学の未来に係わる最新情報について日本のみならず海外のオピニオンリーダーの先生方とも共有し、あらたな診断技術、モニタリングシステム、デバイスやカテーテルアブレーションなど非薬物治療、薬物治療の臨床応用さらにはその適正化についても医師、医療スタッフおよび研究者とともに考えたいと思っております。また、今回はテーマに「調和」と挙げていますようにこれら医療技術や治療法のコンビネーションの可能性から職種を超えた不整脈患者ケアの協働まで広くシンポジウムあるいはパネルディスカッションを通して議論していきます。また、本学会の特色でもあります教育セッションやハンズオン、症例検討やワークショップも企画しています。

最後になりましたが、本大会が会員皆様にとりましてより実り多いものとなりますよう、ぜひとも積極的なご参加とご支援を賜りたくお願い申し上げます。

平成29年11月吉日

萩原 誠久

第65回日本不整脈心電学会学術大会
会長 萩原 誠久
東京女子医科大学 循環器内科

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