会長挨拶

この度、第68回東日本整形災害外科学会を東京医科歯科大学整形外科が担当させていただくことになりました。2019年9月5日(木)、6日(金)の2日間、東京の水道橋にある東京ドームホテルで開催いたします。伝統ある本会の主催は、第33回(1984年)の古屋光太郎名誉教授以来35年ぶりで、3回目となります。私共にとって大変名誉なことであり、本学会のさらなる発展につながりますよう教室員、同門会の力を結集して企画・運営に当たっていく所存です。

本学会は専門医資格取得前後の若手整形外科医が、症例報告を超えた臨床研究の成果を始めて発表する場としての性格を持っています。そこで、学会テーマを「 Orthopaedics, Who and What Comes Next? 」とし、次世代の整形外科を担う多くの若手に集まっていただくことを期待しています。同時に企画する医療倫理、医療安全、感染の教育研修講演をはじめとする講演の多くは、若手の基盤づくりとともにベテランの先生方にも有意義なものとする予定です。これから発展する整形外科の将来像を俯瞰できる学会プログラムを数多く用意します。多くの先生方にご家族を連れて参加していただき、残暑を避けてホテルの会場やドーム球場、隣接するスパやアトラクションで楽しい時間を過ごしていただければと思います。

(写真)会長  大川 淳
第68回東日本整形災害外科学会
会長  大川 淳
東京医科歯科大学大学院整形外科学 教授)