第113回日本消化器病学会九州支部例会 |
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会長 中村 雅史 (九州大学大学院 医学研究院 臨床・腫瘍外科(第一外科)) |
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この度、第113回日本消化器病学会九州支部例会を、2019年5月24日(金)・25日(土) 、福岡市のアクロス福岡で開催させていただきますことを、大変光栄に存じます。また本九州支部例会は、第107回日本消化器内視鏡学会九州支部例会との合同開催として企画しております。
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本会のテーマは、「experienceからevidenceへ」とさせていただきました。昨今、臨床医学分野におきましては単施設研究から他施設研究、そして他施設研究からNational Clinical Data等のいわゆるbig dataを用いた解析へという流れが顕著となり、大量のデータを処理することによる顔の見えない臨床研究が主流となりつつあります。このような研究法は予想される結果を高い精度で検証することが可能です。しかしながら、このような時代にあっても、目の前の一人ゝを丁寧に診療することによる経験が重要であることに変わりはありません。むしろ、概念を変えるような発見は、このような個別の経験に基づく洞察より生まれることが多いのではないでしょうか。特に、本会は若手の消化器病登竜門であり、1例ゝを大切に観察した結果の症例報告やケースシリーズなどを多く発表していただき、日常診療の大切さを共有できたらという思いよりこのようなテーマとさせていただきました。是非、若手の先生方に多くの演題を発表いただき、九州における消化器病を益々発展させる一助になれたらと思います。
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是非、多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。 |
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第107回日本消化器内視鏡学会九州支部例会 |
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会長 青柳 邦彦
(福岡赤十字病院 消化器内科) |
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この度、第107回日本消化器内視鏡学会九州支部例会会長を拝命いたしましたことを、大変光栄に存じます。第113回日本消化器病学会九州支部例会(中村会長)との合同で、2019年5月24日(金)・25日(土) 、福岡市のアクロス福岡で開催させていただきます。 |
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本会は日本消化器内視鏡学会の支部例会として、九州エリアでの消化器内視鏡学の研究、教育(研修医を含む)、診療を通じて、医学の発展及び地域医療の充実に大きな貢献を果たしてきたと考えられます。消化器疾患の診療は日進月歩で目覚ましい変化を遂げており、中でも内視鏡は診断においても治療においても日常診療で必要不可欠なものとなっています。本例会では「experienceからevidenceへ」というテーマで消化器疾患の診療にアプローチする予定です。若い先生方の症例報告は一つ一つが貴重なexperienceですので、是非会場で共有していただきたいと思います。さらに、九州には消化器内視鏡を用いた診断や治療に造詣の深い先生方が多く、内視鏡に関連する様々なevidenceが発表されてきた実績があります。九州から発信されたevidenceとともに、それに至る過程を含めて若い先生方に伝えられる例会にしたいと考えています。
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福岡での開催は2年ぶりになります。その間に、会場のアクロス福岡の周辺は天神ビックバンと称する再開発が始まりました。消化器内視鏡に従事してある多くの先生方に来ていただき、この街の変化の息吹を感じながら、熱い議論をしていただきたいと思います。先生方にとって、experienceからevidenceへの懸け橋となれれば幸いです。 |
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