HOME
会長挨拶
開催概要
プログラム・日程表
演題募集のご案内
採択結果
参加登録
参加者へのご案内
座長・演者へのご案内
会場のご案内
関連学会告知受付
協賛申込
託児のご案内
リンク
主催事務局
第129回日本消化器病学会九州支部例会
事務局長:安藤 幸滋
九州大学大学院 消化器・総合外科
(第二外科)
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
第123回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
事務局長:梅野 淳嗣
九州大学大学院 病態機能内科学 消化器研究室
〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
運営事務局
株式会社コングレ 九州支社内
〒810-0001 福岡市中央区天神1-9-17
天神フコク生命ビル11F
TEL: 092-718-3531
E-mail:g129-e123@m.congre.co.jp
 
会長挨拶
  第129回日本消化器病学会九州支部例会
会長吉住 朋晴
(九州大学大学院 消化器・総合外科 教授)
 このたび、第129回日本消化器病学会九州支部例会の会長を拝命いたしました、九州大学大学院 消化器・総合外科の吉住朋晴でございます。本例会を2027年5月21日と22日の両日に福岡の地で開催できますことを、大変光栄に存じます。
今回の例会のテーマは、「消化器病のブランド力を再考する」といたしました。
 消化器病学は、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆道、膵臓という生命の維持に不可欠な臓器を対象とし、診断から薬物治療、内視鏡治療、外科治療、さらには移植医療まで、極めて幅広い領域を包含する学問です。これまで多くの先人の努力によって、診断技術や低侵襲治療、薬物療法、外科手術などは飛躍的な進歩を遂げ、わが国の消化器病診療は世界でも高い水準を築いてきました。そして、内科と外科が車の両輪として、消化器病診療を発展させてきたことこそ、わが国の消化器病学の大きな強みの一つであると考えています。診断から治療方針の決定、周術期管理、再発治療、緩和医療に至るまで、互いの専門性を尊重しながら診療にあたってきました。
 一方、医学・医療を取り巻く環境も大きく変化しています。医療の高度化と専門分化が進み、働き方に対する価値観も多様化するなかで、次世代を担う若い医師や研究者に、消化器病学の魅力と可能性をどのように伝えていくのかが、私たちにとって重要な課題となっています。また、AIをはじめとする新しいテクノロジーの急速な進歩は、これまでの診療体系そのものを変えようとしています。このような時代だからこそ、改めて「消化器病を専門領域とする私たちの価値とは何か」を考えたいと思います。さまざまな専門領域の医師が互いの垣根を越え、一人の患者さんを中心として知識と技術を結集すること。そして、日々の臨床から生まれた疑問を研究につなげ、その成果を再び患者さんへ還元すること。こうした総合力こそが、消化器病学が長年培ってきた「ブランド力」であると考え、今回のテーマといたしました。
 本例会では、消化管、肝胆膵の各領域における最新の診断・治療について議論するとともに、診療科や世代を越えて交流できる場をつくりたいと考えております。特に、これからの消化器病学を担う若手医師の皆様には、積極的に発表し、議論に参加していただきたいと思います。
 本例会を通じて、私たち自身が消化器病学の魅力と価値を改めて見つめ直し、「消化器病を専門とすること」に誇りを持ち、その魅力を次の世代へ伝えていく契機となれば幸いです。
 2027年5月、福岡で皆様とお会いし、消化器病のこれからについて大いに語り合えることを楽しみにしております。多数の先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。
  第123回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
会長森山 智彦
(九州大学病院 国際医療部 准教授/九州大学大学院 病態機能内科)
 この度、2027年5月に開催されます第123回日本消化器内視鏡学会九州支部例会の会長を拝命いたしました、九州大学病院国際医療部の森山智彦です。歴史と伝統のある本会を開催できますことを大変光栄に存じますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。
 私の母教室であります九州大学病態機能内科学にとりましては、2003年に当時の飯田三雄教授が会長を務められて以来の九州支部例会の主催となります。当時を知る教室員はほとんど残っておらず一抹の不安もございますが、同時開催となります第129回日本消化器病学会九州支部例会の会長を務められる九州大学消化器・総合外科の吉住朋晴教授のご指導を仰ぎながら、本会の成功に向けて精一杯の準備を進めてまいります。過去の例会と同様に、本例会も内科と外科という領域の垣根を越えた連携で臨みたいと存じます。
さて、今回の例会のテーマは「消化器病のブランド力を再考する」といたしました。
 消化器内視鏡の分野に目を向けますと、本邦では胃カメラの時代から諸先輩方が内科だけでなく外科や放射線科、病理診断科の先生がたと深く協働しながら、確固たる内視鏡診断学の基礎を築き上げてこられました。その揺るぎない基盤の上に、2000年代には画像強調内視鏡や拡大内視鏡を用いた新しい診断学が確立し、さらには内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や侵襲的超音波内視鏡(Interventional EUS)といった、画期的かつ先進的な内視鏡治療が次々と生み出されてきました。
 一方で、現在の医療を取り巻く技術革新のスピードは凄まじく、中でも内視鏡は画像診断を中心としていち早くAIが開発・導入されてきた分野です。今後は診断支援にとどまらず、内視鏡治療の領域にもAI技術が応用されていく可能性が高まっています。これまで日本の内視鏡学は世界のトップランナーでしたが、世界的な技術の進歩やコモディティ化により、これからはその絶対的な優位性も少しずつ低下してくる懸念があります。
 そのような変革と挑戦の時代にあって、我々は次世代の医師たちに「消化器病の専門家を志すことの魅力」をどのように伝えていくべきでしょうか。学術集会とは、単に知識を集積するだけでなく、これまでの研究成果や臨床経験を次世代へと継承し、共に新しい知を創り上げる場です。AIに代替されるのではなくAIを高度に使いこなす医師をいかに育成するか、そして世界をリードする消化器病の専門医をどのように輩出していくか、本例会を、これからの消化器病学の「ブランド力」と未来像について、皆様と深く熱く議論できる場にしたいと考えております。
 学会での発表や討論を通じて、若手の先生からベテランの先生までが互いに連携し、新たな挑戦や成長の機会を得られるようなプログラムを準備してまいります。会員の皆様におかれましては、多数の演題をご登録いただきますようお願い申し上げます。
 新緑の美しい季節に、皆様と有意義なディスカッションができますことを心よりお待ちしております。