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第33回日本心臓リハビリテーション学会学術集会
会 長 三浦 伸一郎
福岡大学病院 病院長
福岡大学医学部心臓・血管内科学講座 教授 |
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<テーマ>
科学と情熱で切り拓く、心臓リハビリの新たな地平
― 笑顔で歩き出す明日を、全国へ ― |
このたび、第33回日本心臓リハビリテーション学会学術集会を2027年7月17日(土)・18日(日)の2日間、福岡国際会議場、福岡サンパレス、マリンメッセ福岡B館(福岡県福岡市)にて開催させていただくこととなりました。 福岡市は、九州の中心都市として発展を続けるアジアの玄関口であり、全国各地から航空機、新幹線、高速道路などでアクセスしやすい利便性を備えるとともに、豊かな自然と歴史・文化が調和した魅力あふれる街です。多くの皆様をこの福岡の地にお迎えできますことを、大変嬉しく思っております。
心臓リハビリテーションは、単に疾患を治療するためだけの医療ではありません。急性期から回復を支え、再発予防や健康寿命の延伸を実現し、一人ひとりが再び自分らしい生活を取り戻すための、安心・安全で、人に寄り添う医療です。まさに、AI時代においても変わることのない、人に寄り添う医療の本質を体現するものです。
一方、わが国では、心臓リハビリテーションの有効性が広く認識されているにもかかわらず、その恩恵はいまだすべての患者さんに十分に届いているとは言えません。地域間格差や実施体制の整備不足に加え、超高齢社会の進展、多疾患併存患者のや心不全患者の増加など、多くの課題に直面しています。こうした状況のなか、心臓リハビリテーションのさらなる普及と質の向上は、今後の循環器医療における重要な使命です。
本学術集会では、心臓リハビリテーションに関する最新の科学的知見を共有するとともに、全国各地で実践されている先進的な取り組みや地域連携の成果を発信してまいります。また、医療者一人ひとりの情熱を原動力に、多職種が力を合わせながら、より質の高い心臓リハビリテーションの実現と全国への普及について議論を深めたいと考えています。
さらに、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、公認心理師をはじめとする多職種が一堂に会し、「チーム医療」の未来像についても考える機会にしたいと思います。
科学が未来への道筋を示し、情熱がその未来を現実のものとする、そのような学術集会となることを願い、全国へ、地域へ、そしてすべての患者さんの「笑顔で歩き出す明日」へとつながる新たな地平を、皆様とともに切り拓いてまいりたいと思います。
福岡の地で皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしております。 |