JAPO in 31th kagoshima
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第31回日本義肢装具士協会学術大会 鹿児島大会
大会長挨拶
 
第31回日本義肢装具士協会学術大会
大会長   中礼 裕之
  (株式会社 中礼義肢製作所)
 明治維新から約150年。鹿児島は明治維新の成立に貢献した西郷隆盛、大久保利通らの出身地であり、長年続いた武士の世の中から、近代的な国家へと日本が変革を遂げたその革新的ストーリーの原点です。維新時代、薩摩藩当主であった島津斉彬しまづなりあきらの近代化は失敗の連続でしたが試行錯誤を繰り返し、何度でもその原因を徹底的に究明する姿勢が革新に繋がったのです。「ひとつの失敗は百の進化をもたらす 」という言葉の通り、「ものづくり大国日本」の原点は「試行錯誤の近代化」にありました。

 その鹿児島でこの度、第31回日本義肢装具士協会学術大会を開催させていただくことになり、大変光栄に存じますとともに心より御礼申し上げます。会期は2025年7月19日(土)・20日(日)の2日間で、会場はカクイックス交流センターにて開催させていただきます。

 本学術大会のテーマを“伝承と革新”といたしました。義肢装具の領域においても、我が国の義肢装具製作技術の始祖と言ってもいい飯田卯之吉先生から始まり、多くの先人から伝承されてきた知識・技術の伝統と現代のAIやIoTを始めとするデジタル技術が融合し、業務プロセスの改善だけではなく製品の品質やサービスの向上が確立されつつあります。多くの失敗から新しい知識・技術が次々と生み出され、一昔前の常識が今では新しい常識に置き換わっていることも少なくありません。トップページが表現する新しい時代の夜明けを迎えるかのように義肢装具士の一人一人が維新志士となって将来に展開していただきたいとの思いから、本学術大会がこれから先の義肢装具領域の“維新”の一助となることを祈っております。

 学会場は最上階の展望回廊から雄大な桜島、美しい錦江湾、豊かな自然が望める素晴らしい会場です。また懇親会では老舗デパート山形屋(ななテラス)にて鹿児島の銘酒や郷土料理をふんだんに準備させていただく予定です。鹿児島は全国的にも有名な指宿の砂むし温泉や、ご講演いただく中根櫻龜先生の所属先でもあります仙厳園、西郷隆盛最後の地・城山などは観光名所となっておりますので、お時間がありましたら、是非お立ち寄りいただきたいと思います。

 では、実行委員会一同、御来鹿を楽しみにお待ち申し上げます。
 
事務局 熊本総合医療リハビリテーション学院 義肢装具学科 〒861-8045 熊本市東区小山2丁目25-35 TEL:096-389-1133
運営事務局 株式会社コングレ 九州支社 〒810-0001 福岡市中央区天神1-9-17-11F TEL:092-718-3531 E-mail:japo2025@congre.co.jp
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