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(平日 9:30-17:30)
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会長挨拶

  第62回日本脊髄障害医学会
会長 前田 健
(独立行政法人 労働者保険安全機構 総合せき損センター 院長)
 第62回日本脊髄障害医学会の会長を務めます、総合せき損センターの前田健と申します。会期は2027年11月18日、19日の二日間、会場は福岡市のアクロス福岡にて開催いたします。総合せき損センターは、1979年の設立以来脊髄損傷患者の治療をその使命としてまいりました。この学会は私どもにとって極めて重要な意味を持つものであり、今回本学会を開催できることは大変光栄なことであると同時に、実りある学会にするための大きな使命を感じております。

 一旦障害を受けた脊髄は、それが重篤であればあるほど深刻かつ永続的な四肢体幹、自律神経の麻痺を生じます。脊髄障害とともに生きていくということは、様々な合併症と向き合いながら残された筋骨格系の機能を最大限に生かす継続的な働きかけが必要となります。加えて社会的、精神的、経済的諸問題を克服していかなくてはなりません。そこには複数の専門的な医療提供者の協力が必須であり、同時に脊髄障害を持つ当事者の方やその家族の方々、さらには行政との協力が要となってまいります。昨今は将来に向けた再生医療の機運も高まっており、基礎研究者の役割が以前にも増して重要になっています。まさに脊髄障害という病態ほど急性期から慢性期、さらに未来に向かって長きにわたりチーム医療が必要なものはないのではないでしょうか。整形外科、脳神経外科、泌尿器科、リハビリテーション科や神経内科などの診療科や看護師、理学療法士や作業療法士などの複数のコメディカル、さらには脊髄障害をもつ当事者が集う本学会の存在意義は、第一にこのチーム医療の充実と発展を目指すことであるとの思いから、今回のテーマを「チーム医療の真髄」とさせていただきました。この学会を通じて、それぞれの立場の参加者の方が、自身の専門領域や経験を超えて視野を広げ、チーム医療の実践と発展に展望を見出すことができればと願っております。

 会場であるアクロス福岡の所在地は、福岡市の中心にあたる天神にございます。現在「天神ビッグバン」と称してこの地区の都市再開発がまさに終盤を迎えており、学会期間中は生まれ変わった新しい福岡市の魅力を感じることができることと思います。皆様方と、福岡の地で大いに学び、議論し、親交を深めていくことができればと期待致しております。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
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