会長挨拶

第63回日本胆道学会学術集会

会長 大塚 将之

(千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学)

大塚 将之

このたび、第63回日本胆道学会学術集会を2027年10月7日(木)、8日(金)の2日間、千葉県千葉市の幕張メッセ 国際会議場で開催させていただくこととなりました。

日本胆道学会は、当教室同門の窪田博吉先生(昭和20年卒)をはじめとする諸先生方が、胆嚢穿刺造影に関する研究会として創設した「胆のう造影研究会」にその源を発します。1965年(昭和40年)11月には、窪田博吉先生により第1回研究会が千葉市で開催されました。その後「胆嚢造影研究会」「胆道造影研究会」「胆道疾患研究会」「日本胆道疾患研究会」と名称を変えながら発展し、1986年(昭和61年)から「日本胆道学会」として現在に至っています。このように当教室とも深い関わりを持つ本学会の学術集会を担当させていただくことを大変光栄に存じますとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いです。このような機会を与えてくださいました理事長をはじめとする学会役員、名誉・特別会員、評議員ならびに会員の皆様に、心より感謝申し上げます。

本学術集会では、メインテーマを「知と技、その先へ〜Beyond Borders」といたしました。胆道学を支える学術的な「知」と、日々の診療を支える専門的な「技」をさらに高め、職種を超え、領域を超え、世代を超えて胆道学の新たな未来を切り拓いていきたいとの思いを、このテーマに込めました。このテーマのもと、ご参加の皆様には楽しみながら多くを学び、新たな交流や発見につながる学術集会となるよう、多彩なプログラムを企画しております。特に、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップといった上級演題では、胆道学に関わるさまざまな領域を網羅するとともに、本学術集会の特色であるクロストークを意識した企画といたしました。また、国際的な交流をさらに深めるべく、インターナショナルセッションも設けております。

当教室が本学術集会を担当するのは、宮崎 勝名誉教授が2013年に第49回学術集会を担当して以来、14年ぶりとなります。胆道学のエキスパートはもちろんのこと、特にこれから胆道学を極めていこうとする若手の先生方にも積極的に参加していただきたいと考えております。さまざまな立場、専門領域、世代からの意見を、それこそ“Borders”を超えてたたかわせることで、新たな「知」と「技」が生まれ、実りある学術集会となることを願っております。

決して華美にはならず、それでいて質の高い学術集会になるよう、教室員一同、しっかりと準備を進めてまいります。多くの皆様に千葉・幕張にお越しこしただき、ともに胆道学の「その先」を考える2日間になることを願っております。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

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