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久留米大学医学部内科学講座
内分泌代謝内科部門 永山 綾子
〒830-0011
福岡県久留米市旭町67
 
株式会社コングレ九州支社内
〒810-0001
福岡市中央区天神1-9-17-11F
TEL: 092-718-3531
E-mail: jdsk2026@congre.co.jp
第63回日本リハビリテーション医学会学術集会
会長挨拶
  第64回日本糖尿病学会九州地方会
会 長 野村 政壽
久留米大学医学部内科学講座内分泌代謝内科部門主任教授
 この度、2026年10月30日(金)・31日(土)の2日間、久留米シティプラザにおいて第64回日本糖尿病学会九州地方会を開催いたします。このような歴史と伝統を有する学術集会を久留米の地で開催できますことを大変光栄に存じます。

今回のテーマは「ウェルビーイングを育む糖尿病診療」といたしました。

 糖尿病診療は、薬物療法の進歩やテクノロジーの導入、そしてチーム医療の発展により大きく前進してきました。しかし、私たちが真に目指すべきは数値の改善そのものではなく、患者一人ひとりが心身ともに健やかに、その人らしい生活を送れるよう支えることにあります。これは、世界保健機関(WHO)が掲げる「健康とは、単に病気がないことではなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること(well-being)」という理念に通じるものです。

 本学術集会では、この理念を糖尿病診療の現場から改めて見つめ直し、最新のエビデンスや臨床的知見を共有しながら、より持続可能で質の高い医療のあり方を考えてまいります。また、共有意思決定(Shared Decision Making: SDM)の実践をはじめ、看護師・栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士など多職種による連携と協働の重要性についても、多角的に議論を深めてまいります。

 会場となる久留米シティプラザは、文化と交流の拠点として市民に親しまれており、学問と対話の場に相応しい環境です。筑後川の穏やかな流れと、街路樹が彩る秋の久留米は、来訪者にとっても思索と交流に最適な季節です。

 本学術集会が、糖尿病診療の未来を見据え、参加される皆さまのウェルビーイングをも育む学びと交流の場となることを願っております。