一般演題の他に、下記のセッションにおいて演題を公募いたします。
Case discussion:困った症例、この症例をいかに治療するか? | |
---|---|
Late-breaking clinical trial | |
パネルディスカッション | 心不全患者の心臓突然死の予測と予防:personalized medicineを目指して |
ハートチームシンポジウム | 心不全患者のACP、私はこうしている:いつ、どのスタッフが、どのように、そして何を聞くか? |
会長特別企画 | CRT up to date & next stage |
シンポジウム | Arrhythmia & HF, double trouble |
心不全分類はこのままでよいのか? | |
再生医療の現在地と今後の展開 | |
心不全患者のデバイス治療の進歩 | |
心不全ゲノム医療の最前線 | |
HFpEFの治療を前進させるために何が必要か |
インターネットによるオンライン演題登録のみで受け付けます。
2021年4月1日(木)正午~ 4月30日(金)正午
5月10日(月)正午まで延長しました。
演題募集を締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
心不全患者の病態は多彩であり、治療もこれで正しいのかと迷いような症例が少なくありません。病態がとても複雑であったり、社会的背景により治療が困難であったり。治療抵抗性であるなど、困った症例の治療に関して参加者全員と経験を共有するセッションです。発表者から参加者に質問して、意見を求めることも可能です。内容に応じて、医師、看護師、臨床工学士など多職種にもコメンテーターとして参加していただき、多角的に討論し、少しでも前向きの解決策も見出して今後の心不全治療に少しでも役に立つようにしていきたいと思います。発表者の職種は問いません。複数人での発表でも結構です。沢山のご応募をお待ちしております。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
抄録には患者背景とともに診療において何が困ったかを記載してください。そして当日討論して欲しい内容を記載してください。
人を対象とする医学研究で、予防、診断、治療法に関する介入研究に疫学研究も対象とします。医薬品や医療機器を用いた介入研究以外にも食事・運動・リハビリテーションによる介入試験、それに加えて治療介入の効果を判定することを目的とした疫学研究でも応募可能とします。応募内容は本学会で初めて公表されるもので、かつ他の学会に発表または応募されていない研究を優先します。ただし、他の学会でメインデータを発表されて本学会でそのサブ解析を発表するのは考慮いたします。ふるってご応募ください。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
抄録の内容は、今回初めて発表される場合は、背景、目的、方法、デザイン等のみで結構です。結果や結論は必ずしも記載する必要はありませんが、最終登録症例数あるいは直近の登録症例数は必ず明記してください。
座長: | 夛田 浩(福井大学医学部循環器内科学) 中野由紀子(広島大学循環器内科) |
心不全症例における突然死の頻度は高い。わが国で大部分を占める非虚血性心不全における突然死に関するデータは多くない。慢性心不全症例の多くに心室不整脈が合併し重要な予後規定因子であり、不整脈管理は、生命予後改善のためにも重要な課題である。心不全症例の中で突然死を起こす症例を早期に予測し、個々の症例にマッチした侵襲的・非侵襲的治療介入を行うことが必要である。突然死の一次予防についても植込み型除細動器の有効性が報告されているが、その適応やタイミングについてはまだ議論がある。本パネルディスカッションでは、心不全症例における突然死をいかに予測し、非侵襲的・侵襲的ストラテジーを用いて、いかにマネージメントをしていくかを議論して欲しい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 三浦稚郁子(公益社団法人地域医療振興協会 事務局医療事業本部 地域看護介護部) 井手 友美(九州大学大学院医学研究院循環器病病態治療講座) |
「人生会議」とは、もしものときのために望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組であり、厚生労働省が、平成30年11月、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称として決定したものである。現在、さまざまな学会で、ACPが取り扱われ、実践本のようなものも多数出版されているが、果たして厚労省が求めるACPは、国民に認知され、普及しているのであろうか。自分の望む医療やケアを前もって考えたい、家族やかかりつけ医に伝えたい、と患者さんが思っていたとして、どこで、いつ、どのようにすればよいのか、情報があるだろうか。一方で、循環器に携わる医療者は、心不全の患者さんの終末期ケアに際して、この患者さんに、もっと早くACPを実践できていたら、あるいはもっと違う提案ができたのではないか、と思うこともある。心不全は、ガンと異なり、終末期という考え方が非常に難しいが、しかし、だからこそ、終末期ではなく、心不全になったときから、考えておく必要があると考える。本セッションでは、心不全患者のACPに関して、いつ、どこで、誰が、どのように、何をしているのか、具体的なノウハウを紹介し、共有することで、心不全患者が、もしものときのために望む医療やケアについてより早期から考え、家族等や医療・ケアチームと話し合う機会をより意味のあるものとし、家族や親しい人と共有することができるシステム作成の一助としたい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 池田 隆徳(東邦大学大学院医学研究科 循環器内科学) 石川 利之(横浜市立大学附属病院 循環器内科) |
心臓再同期療法(CRT)は、現在、重症心不全患者における治療選択肢として確立している。ペーシングによって心臓のポンプ機能が改善することで、症状の軽減、再入院の回避、場合によっては予後を改善させることのできるデバイスである。適応基準についてはガイドラインで示されており、それに準じて使用することが推奨されている。これまでは、主に心電図および心エコーの計測指標を用いて植え込み後のレスポンダーの評価が行われてきたが、他のモダリティーの活用についても議論されるようになってきた。また、心不全の併殺疾患の違いでCRTの効果に違いがあることも指摘されるようになり、合併症毎のCRTの有用性についても議論されている。本企画セッションでは、上記の話題に留まらず、CRTの現状における課題および将来を展望できるようなセッションにしたいと考えている。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 萩原 誠久(東京女子医科大学 循環器内科) 草野 研吾(国立循環器病研究センター心臓血管内科) |
心房細動と心不全は密接な関連がある。高齢化社会を迎え、この両者の合併する頻度は増大しており、効果的な治療戦略が求められている。カテーテルアブレーションの進化、デバイス治療、MitraClipなどの非薬物治療の発展だけでなく、従来の心不全薬に加えARNI、SGLT2、イバブラジンなどの新しい心不全薬も登場しており治療アプローチも多様化している。今回のシンポジウムでは、心房細動と心不全の両者を合併した症例に対する治療戦略、とくに高齢心房細動・心不全へのカテーテルアブレーション、心臓再同期療法に合併した心房細動、僧帽弁逆流を合併した心房細動・心不全症例、アミオダロンを含めた抗不整脈薬の効果的な治療法、新しい薬剤の心不全・不整脈に対する効果など幅広い視点から積極的な演題を募集したい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 倉林 正彦(群馬大学 循環器内科) 安斉 俊久(北海道大学大学院医学研究院 循環病態内科学教室) |
心臓のポンプ機能は、収縮能、拡張能、前負荷、後負荷の4つの因子によって規定されるが、その中の収縮能を評価する代表的指標として、左室駆出率(LVEF)が古くから用いられてきた。これまでに行われた心不全に対する無作為化比較試験の多くでは、患者登録基準としてLVEFが広く用いられてきたが、LVEFは左室収縮能の一指標に過ぎず、経時的にも変化するため、リアルワールドにおいて、LVEF値のみによって治療方針を決定することは困難である。今後は、LVEFに伴って有病率が変化する高血圧、心房細動などの併存症、左房機能や左室拡張機能など左室収縮能以外の心機能指標や肺高血圧の有無、あるいは様々なバイオマーカーなどによって心不全の病態を分類するなど、ディープフェノタイピングの必要性が考えられている。本セッションでは、心不全に対する個別化医療の実現に向けてディスカッションを深めたい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 澤 芳樹(大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科) 家田 真樹(筑波大学循環器内科) |
心不全は多様な原因による循環器疾患の最終像である。重症心不全は近年、心臓移植、補助人工心臓などの治療により劇的に予後改善が示されているが、ドナー不足、年齢や社会的背景などによる適応制限、機器取り扱いの煩雑さ、合併症などいまだ様々な課題がある。これに対してこれまで様々な心臓再生の試みがなされてきた。最近ではiPS細胞を用いた再生医療、心筋細胞の増殖や障害部位の治癒促進による心臓再生、細胞リプログラミングを利用した遺伝子治療など新しい展開を見せている。またiPS細胞など幹細胞を用いることで、これまで動物モデルでは再現できなかったヒト病態の解明、ドラッグスクリーニングやAIを用いた新規治療標的の同定、心臓発生過程の理解など新しい研究領域に広がっている。本セッションでは心不全に対する新しい心臓再生治療や、幹細胞を用いた研究の新展開に関する演題を広く募集する。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 山本 一博(鳥取大学医学部循環器・内分泌代謝内科) 前川裕一郎(浜松医科大学内科学第三講座) |
心不全の増悪因子は多岐に渡るが、その一次的要因、あるいは二次的要因に対する介入手段として低侵襲デバイス治療の開発が進められてきた。大動脈弁狭窄に対するTAVI、僧帽弁閉鎖不全に対するMitraClipはすでにわが国でも導入され、その有効性は明らかな一方、適応症例の選択については今も議論が続いている。また、これから導入が期待される治療法として三尖弁接合不全修復術・弁輪縫縮術・人工弁置換術、心房間シャントデバイス、僧帽弁位人工弁置換術・弁輪縫縮術など次々と開発が進んでおり、海外からはこれらの有用性を示すデータが報告され、一部のデバイスについてはわが国でも治験が実施中あるいは予定されている。本セッションでは、このような低侵襲デバイス治療の現状と展望を議論する。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 塩島 一朗(関西医科大学内科学第二講座) 北岡 裕章(高知大学医学部 老年病・循環器内科学) |
心筋症は、どの病型においても遺伝子変異が病因として重要である。さらに、拡張型心筋症において頻度の高いTitin遺伝子の変異が産褥性心筋症や抗がん剤関連心筋症などと関連すること、アフリカ系米国人の数%に認めるVal122I型のトランスサイレチンバリアントの保有者は左室の構造的異常を有する頻度が高いことなどが報告され、心筋症の遺伝子変異の存在は、将来の心不全発症の危険群であることがわかってきた。本シンポジウムでは、心筋症および心不全において、1)既知の遺伝子変異の認められない症例に対する病因探索の新しいアプローチ、2)遺伝子変異の同定をどのように臨床にフィードバックし、患者にプレシジョン・メディシンを行うか、3)遺伝子変異の情報からどのようにtranslational researchを行い、新規治療に結びつけるか、などについて最新の話題を議論したい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
座長: | 矢野 雅文(山口大学大学院 医学系研究科 器官病態内科学) 猪又 孝元(新潟大学大学院 医歯学総合研究科 循環器内科学) |
左室駆出率が保持された心不全(HFpEF)は、心不全患者の約30-50%に存在し、高齢化に伴って罹患率が増加しているものの、根本的な治療法は未だに見つかっていない。当初は、HFpEFは拡張障害を特徴とする血行力学的障害が主体をなすと考えられていたが、今では代謝や炎症シグナルの異常が絡む複雑な症候群として認識されている。本セッションでは最新の知見に基づき、HFpEFの病態から治療までを多面的に考察することにより、有効なHFpEF治療戦略を見出したい。
演題をお申込みいただくには、共同演者も含め、日本心不全学会の会員であることが必要です。非会員の方は至急入会手続きをしてください。
セッションカテゴリー | 抄録言語 | 演題名 | 本文 (図表なし) |
本文 (図表あり) |
発表 言語 |
スライド 言語 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
医師/ ハート チーム |
Case discussion:困った症例、この症例をいかに治療するか? | 日本語 | 日本語 全角50 文字以内 |
全角500 文字以内 |
全角350 文字以内 |
日本語 | 日本語 |
医師 | Late-breaking clinical trial | 日・英 どちらも可 |
英語 20words 以内 日本語 全角50 文字以内 |
英語 半角英数字 220words 以内 もしくは 日本語 全角500 文字以内 |
英語 半角英数字 130words 以内 もしくは 日本語 全角350 文字以内 |
日・英 どちらも可 |
日・英 どちらも可 |
医師 | パネルディスカッション_心不全患者の心臓突然死の予測と予防:personalized medicineを目指して | 日本語 | 日本語 全角50 文字以内 |
全角500 文字以内 |
全角350 文字以内 |
日本語 | 日本語 |
医師/ ハート チーム |
ハートチームシンポジウム_心不全患者のACP、私はこうしている:いつ、どのスタッフが、どのように、そして何を聞くか? | ||||||
医師 | 会長特別企画_CRT up to date & next stage | ||||||
医師 | シンポジウム_Arrhythmia & HF, double trouble | ||||||
医師 | シンポジウム_心不全分類はこのままでよいのか? | ||||||
医師 | シンポジウム_再生医療の現在地と今後の展開 | ||||||
医師 | シンポジウム_心不全患者のデバイス治療の進歩 | ||||||
医師 | シンポジウム_心不全ゲノム医療の最前線 | ||||||
医師 | シンポジウム_HFpEFの治療を前進させるために何が必要か |
ご入会に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本心不全学会 事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13-4F 学会支援機構内
TEL:03-5981-6011 FAX:03-5981-6012
E-mail:shinfuzen@asas-mail.jp
今回の学会発表の内容に関する利益相反について、以下の申請見本をダウンロードまたは同様式で作成の上、タイトルスライドの後にご提示をお願いいたします。
また、該当する利益相反状態がある場合、利益相反自己申告書を、第25回日本心不全学会学術集会運営事務局まで送付してください。なお、利益相反の詳細は、学術集会等における発表や講演活動にかかる利益相反状態として自己申告すべき事項を参照してください。
今回の演題発表の内容に関する倫理委員会の承認について、各施設の倫理指針および臨床研究に関する倫理指針(厚生労働省)などを参照し、必要な場合は必ず承認を受けた上でご発表ください。
インフォームド・コンセントの取得について、各施設の倫理指針および臨床研究に関する倫理指針(厚生労働省)などを参照し、必要な場合は必ず取得した上でご発表ください。
■ブラウザについて
UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Internet Explorer】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
第25回日本心不全学会学術集会 運営事務局
株式会社コングレ内
〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-6-13
TEL:06-6229-2555
FAX:06-6229-2556
E-mail:jhfs2021-abs@congre.co.jp
*新型コロナウイルス感染症の感染防止徹底のため、運営事務局はテレワークを実施しております。当面の間、原則はE-mailにてお問合せいただきますようお願いいたします。
© 2020 The 25th Annual Scientific Meeting of the Japanese Heart Failure Society