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ご挨拶

実行委員長 東横山良仁

第30回日本女性医学学会ワークショップ
実行委員長 
横山 良仁 
弘前大学大学院医学研究科産科婦人科学講座 教授

この度、2025年3月1日(土)にホテル青森におきまして、第30回日本女性医学学会ワークショップを開催させていただくことになり、現在準備を進めているところでございます。

日本女性医学学会は、更年期を中心とした実地臨床・病理および女性のライフステージに応じた健康管理の進歩・発展を図り、もって人類・社会の福祉増進に貢献することを目的に設立された一般社団法人です。本会設立に貢献された故水沼英樹元理事長(前弘前大学医学部産科婦人学講座教授)は、女性の一生を語るときはエストロゲン抜きにしては語れないと常々話されていました。

女性の一生とその時々の婦人科疾患について考えてみますと、思春期には無月経などの月経異常、性成熟期は妊娠・出産の時期ですが、不妊の問題やホルモン依存性腫瘍の問題が発生します。そして更年期にはいわゆる更年期障害の問題など、女性特有の疾患にはそれぞれに好発時期というものがあり、そのライフステージと密接な関係を有しています。思春期にはエストロゲンが徐々に分泌されるようになり、性成熟期ではそれが維持され、更年期ではエストロゲンが徐々に低下していきます。従って、女性の一生は、卵巣から分泌されるエストロゲンによって特徴づけられているのです。

女性が健康で仕事に打ち込めるためには、エストロゲンが主役であることは論を俟たないところです。しかしそれだけではなく、さまざまな疾患が女性の健康を狙い撃ちしていることも確かです。本ワークショップのテーマを「いつまでも輝いている女性であるために」として、女性が悩むことが多い疾患に焦点を当て、克服するための方策を議論して、それこそ輝いて活躍できる女性が多くなるように支援する機会にしたいと思っております。