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大会長挨拶
 
大会長 中村 誠司  
第35回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会
大会長 中村 誠司
(九州大学大学院歯学研究院 口腔顎顔面病態学講座 顎顔面腫瘍制御学分野 教授)
 
 この度、第35回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会を平成29年1月26日(木)、27日(金)の2日間にわたり開催させていただくことになりました。このような名誉ある機会を与えていただきました理事長ならびに会員各位に御礼を申し上げるとともに、大役を引き受けることに対して身が引き締まる思いです。

口腔腫瘍や口腔がんに限ったことではありませんが、治療法や診断法の進歩はめざましいものがあり、その一方で患者さんやその家族は様々な情報を容易に入手できる時代でもあります。そのような社会の要望に応えるために、われわれには多方面にアンテナを張って最新情報に精通しておく必要がある一方で、がん治療の基本はしっかり押さえておくという姿勢が重要となっています。

このような意味で今回のメインテーマを「口腔がん治療の守・破・離 〜心技の継承、そして創造へ〜」とさせていただきました。「守破離(しゅはり)」とは、日本の茶道や武道等の「道」で大切にされている修業における段階を示した言葉で、これらの文化が発展、進化してきた創造的な過程の基盤となっている思想です。「守」は師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身に付ける段階、「破」は他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階、そして「離」は一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し、確立させる段階を説いています。近頃は十分に基本を身に付けることなく我流を始める者、逆に基本を身に付けることだけで満足し、それ以上の向上心がない者が増えている気がしていますので、改めて腫瘍に携わる者としての「守破離」という考えをメインテーマにした次第です。

教育講演やシンポジウムもこのテーマに沿って、会員の皆様の意見をお尋ねしながら決めていく予定です。また、1月28日(土)には教育研修会も予定しています。

多くの皆様のご発表とご参加をお待ち申し上げています。
 
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