日本ペインクリニック学会第61回学術集会

会長挨拶

日本ペインクリニック学会 第61回学術集会
会長 髙雄 由美子
兵庫医科大学病院 ペインクリニック部 教授
会長 藤井 靖久

このたび、日本ペインクリニック学会第61回学術大会を神戸の地において開催できますことを、大変光栄に存じます。会員の皆様をはじめ、本学術大会の開催にご尽力くださいました関係各位に心より御礼申し上げます。

本学会のテーマですが、「世の光となりために~ペインクリニックの使命と挑戦~」といたしました。痛みは、患者さんの身体だけでなく、心、家庭、仕事、そして人生そのものに深い影響を及ぼします。私たちペインクリニック医の仕事は、患者さんの痛みを和らげ、一人ひとりが再び自分らしい生活を取り戻し、希望をもって未来へ歩めるよう支えることであると考えています。人間の使命は世の中に役立つことです。われわれの持つ技術や知恵を存分に発揮することが、われわれの使命であり、同時にやりがいではないでしょうか。

さて本学術大会のプログラムですが、それぞれの分野を牽引する国内の有識者の先生方を特別講演・招聘講演にお迎えしました。異なる視点や新しい発想は、日常診療を見つめ直し、新たな可能性を生み出すきっかけになるものと期待しています。また、海外からも第一線で活躍される先生方を招聘しています。

一方で、この学術大会の主役は、講演をされる先生方だけではありません。できるだけ多くの会員の皆様が活躍できる学術大会にしたいと考えております。一般演題やシンポジウムなどを通じて、若手からベテランまで、多くの先生方が発表し、議論し、互いに学び合える場となることを願っています。一人ひとりの経験や研究成果が集まり、新たな「光」となって日本の疼痛医療をさらに前進させることを期待しております。

学会期間中の日中は、存分に学び、活発な議論を交わしていただきたいと思います。そして夕刻からは、立場や世代、専門領域を超えて参加者全員が交流し、新たな仲間との出会いを楽しんでいただける企画をご用意しております。学術的な学びだけでなく、人と人とのつながりも、この学会の大切な財産です。

皆様を神戸でお迎えできますことを、心より楽しみにしております。是非お越しください。