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第67回日本心身医学会総会ならびに学術講演会
大会長 須藤 信行
(九州大学大学院医学研究院 心身医学 教授) |
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このたび、2026年9月26日(土)・27日(日)の2日間、福岡国際会議場において第67回日本心身医学会総会ならびに学術講演会を開催する運びとなりました。大会長を務めます、九州大学大学院医学研究院心身医学の須藤信行です。 |
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今回の総会は、第28回国際心身医学会(ICPM 2026)と同時開催いたします。国際的な視点を取り入れながら、心身医学の最新の知見と実践を広く共有する貴重な機会となります。世界各国から著名な先生方をお招きし、ジョイントセッションや国際共同シンポジウム、若手セッション、教育講演、ワークショップなど、充実したプログラムを予定しております。 |
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本総会のテーマは「心身医学の再活性化と国際連携」です。COVID-19のパンデミックや国際情勢の不安定化、社会的孤立など、現代社会はかつてない複雑な課題に直面しております。そのような中、こころとからだを一体として捉える心身医学の視点が、今あらためて強く求められています。本総会では、心身医学の原点を再確認しつつ、国際的なネットワークの中でその可能性を広げていくことを目指します。 |
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福岡での日本心身医学会総会の開催は今回が4回目となります。過去には以下の3回が開催されました。 |
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• 第5回(1964年6月5・6日):池見酉次郎先生(九州大学) |
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• 第31回(1990年6月1・2日):中川哲也先生(九州大学) |
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• 第48回(2007年5月24・25日):久保千春先生(九州大学) |
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福岡は、1963年に池見先生が九州大学に日本初の心療内科教室を創設された、わが国の心身医学発祥の地でもあります。心身医学と深いつながりを持つ福岡の地で、再び皆さまと共に集えることを大変うれしく思います。 |
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福岡市は、古くからアジアとの交流の要所として栄え、現在も活気にあふれた都市です。福岡空港から市街地まで地下鉄でわずか10分という優れたアクセスを誇り、都市の利便性と自然の豊かさが調和しています。また、ラーメンや鍋物、新鮮な海の幸など、豊かな食文化も大きな魅力です。参加者の皆さまには、学術的な刺激とともに、福岡の文化や温かいおもてなしを存分にご堪能いただければ幸いです。 |