会長挨拶

三上 靖夫

京都リハビリテーション医療・介護フォーラム2024

会長 三上 靖夫

(京都府立医科大学 リハビリテーション医学教室 教授)

このたび、2024年2月3-4日(土日)に京都リハビリテーション医療・介護フォーラム 2024を京都産業会館ホールで開催させていただく運びとなりました。

超高齢社会となったわが国では、リハビリテーション医学・医療が健康寿命延伸の鍵を握るといわれていますが、医療機関の機能分担によってリハビリテーション医療は急性期、回復期、生活期の各フェーズに分けられています。生活期は介護領域と密接な関係にあり、各フェーズに多くの専門職種が関わっています。リハビリテーション医療と介護を切れ目なくスムーズに展開させるためには、各フェーズ間、同職種間および多職種間の相互理解に基づく連携と協働が必須です。しかし、多くの医療・介護の現場で十分な連携がとれているとは言い難いのが現状です。そこで、職種を越えた交流や議論の場を設け、多職種で、全世代の人々に対するリハビリテーション医療・介護を充実させ、福祉とも連携し地域包括ケアシステムの充実に寄与することを目的として、京都リハビリテーション医療・介護フォーラムを設立いたしました。

リハビリテーション医療・介護の現場では、多くの職種が関わっていますが、お互いの職種の役割や得意とすることを良く理解できておらず、そのために連携が十分とれていないケースが多いのが現状です。そこで、フォーラム 2024では、 “もっと知ろう つながろう” をテーマとしました。

参加者にとって、診療や介護の現場にフィードバックできる、実りのある会とすべく、鋭意準備を進めております。ご参加をお待ちしております。

ページトップ