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会長挨拶
 
第79回耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会
会長 山下 裕司
(山口大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科学教授)
 
 このたび第79回耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会を担当させていただくことになり、教室員および同門会一同、大変光栄に思っております。このような名誉ある機会をいただき、本学会運営委員長の伊藤壽一先生をはじめ役員各位ならびに会員の皆様に、心より御礼申し上げます。

 会期は2017年(平成29年)7月6日(木)7日(金)の二日間、海峡メッセ下関(下関市)で開催致します。本学会のテーマとして、「飛耳長目に学ぶ」としました。

 吉田松陰は、情報を最も重視した人物として知られています。松下村塾の塾生に「耳をそばだてて良く聞きなさい(飛耳長目)」と指導し、塾生は情報を集めるために全国行脚をしました。吉田松陰その人も、国禁を犯して海外に情報を求めようとして、短い生涯を閉じました。

 耳鼻咽喉科臨床学会の精神は、「国内外の様々な情報を収集し、日々の臨床に生かすこと」であると思っております。吉田松陰に通じるこの精神に少しでも近づけるように、本学会のプログラムを企画しました。

 古来より、日本では多くの自然災害に見舞われてきました。日本人は、これらの災害を克服し、蘇ってきました。水害による壊滅的な被害を乗り越え、見事に「銘酒・東洋美人」を復活させた、萩市に本拠を構える澄川酒造場 澄川隆俊会長に、「日本酒作りにかける思い」と「長州人の精神」を、特別講演でお聞きしたいと思います。

 また、私を含めて医局員がお世話になった、米国ワシントン大学 エドウィン・ルーベル教授に、基礎研究への熱意とその姿勢について、海外招聘講演として、「hair cell」を題材にお話しをしていただきます。

 その他のプログラムとして、「飛耳長目に学ぶ」を基本にして、様々な企画を行いました。シンポジウムでは、実地臨床において「名人」として活躍されている先生方に、「コツ」をお聞きしたいと思います。パネルディスカッション「耳鼻咽喉科医が診るOSA」では、耳鼻咽喉科医として不可欠なOSAの知識を教えていただきます。「耳鼻咽喉科診療 Skill Up」を目的として、臨床セミナーでは、それぞれの領域で活躍されている専門家に講演をお願いしました。また、興味を持っていただけるような、特別企画、耳鼻咽喉科専門医領域講習や共催セミナーを企画しております。

 開催会場である海峡メッセ下関からは、対岸の門司港や巌流島などの関門海峡が一望できます。その関門海峡には、本州と九州の架け橋である関門橋があります。学会会場は下関市に準備させていただきましたが、役員会は門司港で開催させていただきます。本学会が、耳鼻咽喉科の専門を異にしておられる先生方の架け橋となれるように努力致しますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 下関市には、ふくをはじめとして様々な海の幸がございますので、お楽しみいただければ幸いです。また、歴史の大きな舞台となってきた下関市には、数々の歴史的な遺跡や建造物もございます。耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会を山口県で開催するのは、今回が初めてです。この機会に、多くの皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
 
 
 
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