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北海道大学大学院医学研究院
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運営事務局
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Email:prep2019@congre.co.jp
 
第14回膵癌術前治療研究会
ご挨拶
 
  第14回膵癌術前治療研究会
当番世話人 平野 聡
北海道大学大学院医学研究院消化器外科学教室Ⅱ
 
   この度、第14回膵癌術前治療研究会の当番世話人を北海道大学消化器外科学教室IIが担当させていただくことになり、お取り計らいいただきました関係各位に厚く御礼申し上げます。膵癌術前治療研究会は比較的新しい会ではありますが、日々進歩を続けている膵癌治療の中でも、特に注目を集めている術前治療に的を絞った新進気鋭の研究会であり、その重責を果たすべく鋭意準備を進めております。

 難治癌の代表的である膵癌に対する治療はここ数年で大きな変貌を遂げております。長らく外科手術こそが根治を導く唯一の治療法とされてきましたが、その成績は必ずしも満足できるものではなく、化学療法、放射線治療、外科手術を駆使した治療戦略の構築が喫緊の課題であることは言うまでもありません。

 本研究会ではその使命を果たすべく、Prep-01 の報告に引き続き、本年1月に米国臨床腫瘍学会(ASCO GI)にて報告されたPrep-02試験の結果は、切除可能膵癌に対する術前化学療法の有用性を示す世界初のエビデンスであり、世界から大きな注目を集めております。今後、本研究会の果たす役割はますます重要となり、会の発展とともにさらなるevidenceを世界に向けて発信し続けていくことと思います。

 今回のテーマは「TRINITY for PREP~内科・外科・放射線科医の協働~」といたしました。術前化学療法施行時に適切なマネージメントを行いbestな状態で手術を導入するためには内科医の果たす役割が非常に大きく、また、化学療法との様々な組み合わせを模索中の放射線治療の検討と実践には放射線科医の存在が必要不可欠であります。集学的治療が鍵となる膵癌診療において、内科医、外科医、放射線科医の三者が共通認識のもと、三位一体となって治療戦略を構築することがきわめて重要であると考えます。本研究会では外科医のみならず、これまで以上に内科や放射線科の先生方に数多くご参加いただき、術前治療における諸問題に対してエネルギッシュな議論を交わす中で、明日の膵癌診療に有益な知見を共有することができるならば、これ以上の慶びはございません。

 今回で14回を数えます本研究会は初の北海道開催となります。秋の北海道は去り行く短い夏の恵みを享受し、雄大な山々に色づく紅葉を心ゆくまで味わうことのできる絶好の季節です。また、本研究会は広大なキャンパス内にポプラ並木やイチョウ並木などの観光名所が数多くある北海道大学構内にて行います。お時間がございましたら、是非とも構内見学に足を運んでいただき、研究会と併せ存分にご堪能いただければ幸いに思います。

 多数の演題ご応募と、会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
     
 
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