第39回日本骨形態計測学会
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第39回日本骨形態計測学会の開催にあたって  
第39回日本骨形態計測学会
会長 酒井 昭典
(産業医科大学整形外科学 教授)
 
 2019年7月4日(木)・5日(金)・6日(土)の3日間、第39回日本骨形態計測学会を北九州国際会議場で開催させていただきます。本会を担当させていただきますことを皆様に深く感謝いたしますとともに大変光栄に存じております。

 今回の学会では、テーマを「骨形態から疾患の謎を解く〜ミクロからマクロまで〜」としました。骨形態計測から得られたデータとともに、他の研究手法から得られたデータと統合的に考えた上で、疾患の病態を解明するという我々の基本姿勢を示したものです。この学会を、骨形態計測パラメーターを基軸にしながら、遺伝子、分子、細胞レベルから四肢のアライメント・脊柱変形に至るまで、つまり、ミクロからマクロまで、幅広く「骨の形態」について熱く議論する有意義な場にしたいと考えました。様々な分野の先生がたにご講演いただき、参加者には基礎的な内容から最新の情報までご理解いただけるようにプログラムを企画したいと考えています。

 例えば、骨粗鬆症に対する薬物療法を長期間行うことで骨は非生理的な状態になっていないか、高齢者の約半数がビタミンD欠乏である我が国の現状において、骨石灰化が障害された状態で骨粗鬆症治療が行われていないか、などを明らかにするためには、骨密度や生化学データだけでは限界があります。骨の現場で生じている真実を知り、病態を解明するためには、骨生検をして骨形態計測を行うことが必要不可欠です。この学会から、臨床医と基礎研究者をはじめ医療従事者全般に広く骨形態計測の必要性や重要性を発信していきたいと考えています。

 本会のポスターやホームページに掲載している写真は、世界文化遺産に登録された 官営八幡製鐵所旧本事務所と新日本三大夜景の1つ「皿倉山」からの夜景です。産業医科大学のある北九州市八幡地区は1901年に日本の近代製鉄業が始まった町です。北九州市は、幕末から明治時代にかけて日本の近代化を牽引しました。また、その後の深刻な公害問題を独自の方法で克服した町でもあります。世界に誇れる技術が生まれた「ものづくりの町」である北九州市で開催される本会が、新しい発想や解決策、ユニークな技術が生まれるイノベーションの場になりますことを願っています。

 会場から徒歩圏内に小倉城、松本清張記念館、森鴎外旧居、旦過市場などがあります。市内には、市立いのちのたび博物館、アインシュタインも泊まった国指定重要文化財の旧門司三井倶楽部がある門司港レトロ、関門海峡、鉄道マニアに必見の九州鉄道記念館、国指定天然記念物の「千仏鍾乳洞」がある平尾台などがあり、エクスカーションには事欠きません。また、響灘や玄界灘で採れた新鮮な海の幸が豊富にあります。北九州市で皆様とお会いできますことを心よりお待ちいたしております。
 
 
  大会事務局/産業医科大学整形外科学   〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1   TEL:093-691-7444 FAX:093-692-0184  
  運営事務局/株式会社コングレ九州支社   〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-9-17-11F   TEL:092-716-7116 FAX:092-716-7143
E-mail:39jsbm@congre.co.jp
 
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