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当番会長挨拶
 
第45回日本膵切研究会 当番会長
平野 聡
(北海道大学大学院医学研究院 消化器外科学教室Ⅱ 教授)
 
 このたび、歴史と伝統ある日本膵切研究会の第45回の当番世話人を北海道大学消化器外科学教室IIが担当させていただくことになりました。このことは教室にとって大変な名誉であり、お取りはからいいただいた関係各位に厚く御礼申し上げます。歴史をさかのぼりますと、教室では1991年に第15回の研究会を加藤紘之 名誉教授のもとで担当させていただいた以来であり、27年ぶりの札幌開催となります。四半世紀ぶりの北海道開催が、研究会の発展にしっかり貢献できますよう、教室員一同で誠心誠意、準備にとり組んでおります。

 日本膵切研究会は1984年6月にPD懇話会として発足し、1988年に現在の日本膵切研究会に名称を変え、およそ35年の歴史を刻んでおります。この間、膵臓外科の発展とともに研究会も大きく成長を遂げ、最近では全国から300名以上の参加者を集める押しも押されもせぬ研究会として周知されております。会の規模は確かに大きくなりましたが、そこで行われる「膵臓外科のプロ集団」の熱のこもった討論は、発足当時と何ら変わりないものであるべきと考えております。そこで、今回の研究会では、これまで以上に各演題に十分なディスカッション時間を設ける予定でおりますので、多くの演題採用は叶いませんが、厳選した演題に対し、是非、多くの出席者からの活発なご発言をいただければ幸いに存じます。

 近年、膵臓癌の外科領域においては、かつての拡大手術全盛の時代から、集学的治療に組み込んだ必要最小限の手術が標準とされるようになりました。しかし、その一方では、教室が力をいれて行ってきたDP-CARのごとく、拡大手術としての動脈や門脈の合併切除も少なからず行われているのも事実であります。そこで、今回の研究会では血管合併切除や神経叢切除に関して、改めて徹底討論することを目標としたセッションを企画しております。また、他の学会とは趣を異にし、「全てをあからさまに」を合い言葉に、いわゆるraw dataをご持参いただき、会員一同でそれらを共有できる研究会となるならば、これ以上の慶びはありません。

 夏の終わりのさわやかな北海道は、「膵臓外科」について熱い議論を交わすのに絶好の地であるとともに、観光にも最適な季節でございます。是非、ご家族連れで来道いただき、研究会での実りとともに、楽しい夏休みの思い出をお持ち帰りいただければと思います。

 多数の演題ご応募と、会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
 
 
 
 
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