第57回九州リウマチ学会
HOME
会長挨拶
開催概要
プログラム
演題登録
採択結果
参加者へのご案内
会場のご案内
リンク
国立病院機構九州医療センター
膠原病内科
〒810-8563
福岡市中央区地行浜1-8-1
TEL:092-852-0700
株式会社コングレ九州支社 
〒810-0001
福岡市中央区天神1-9-17-11F 
TEL:092-716-7116
FAX:092-716-7143
57k-ryumachi@congre.co.jp
 
会長挨拶
 
第57回九州リウマチ学会
会 長   末松 栄一
    (国立病院機構九州医療センター 臨床教育研修センター長)
 2019年3月9日(土曜日)、10日(日曜日)の2日間、福岡市のアクロス福岡におきまして第57回九州リウマチ学会を開催させていただきます。伝統ある本学会を担当させていただき大変光栄に存じております。実りある、有意義な学会を目指して努力する所存でございますので、どうかよろしくお願いいたします。

 リウマチ性疾患の診療では多くの知見が得られております。各疾患の分類基準やレコメンデーションの改訂、治療薬に関しましても生物学的製剤をはじめ種々の分子標的型抗リウマチ薬、免疫抑制剤の開発が続いております。一方、従来はそれほど注目されていなかった分野も脚光を浴びるようになってきました。そこで今回のテーマは「進化するリウマチ診療-リウマチ診療の新たな展開を目指して―」としました。
主題として
Ⅰ. 高齢者リウマチ性疾患の診断と治療
Ⅱ. 脊椎関節炎の臨床
Ⅲ. Best QOLを目指したRA手術療法の現状と展望
を挙げさせていただきました。高齢者リウマチ性疾患に関しては高齢発症のRAとリウマチ性多発筋痛症の鑑別、巨細胞性動脈炎の診断と治療、経過の長いRA患者が高齢になった場合の治療や合併症対策そして骨粗鬆症の問題等高齢化社会におけるリウマチ診療の様々な問題点を議論していただきたいと考えます。脊椎関節炎の臨床では特に乾癬性関節炎の診断と治療、新規IL17、23阻害剤の使い方等が注目されます。Best QOLを目指したRA手術療法の現状と展望では従来の確立したTHA、TKAの他、上肢・下肢の外科的手術の進歩に関する発表が期待されます。さらに前回第56回九州リウマチ学会(多田会長)より企画されました研修医セッションを引き継ぎ、次世代を担う若いリウマチ医の育成に貢献できればと考えております。特別講演には東京大学藤尾圭志先生をお迎えする予定です。免疫学の基本的知識から制御性T細胞の役割、GWASを使ったリウマチ性疾患の遺伝子の研究状況などの最新のご講演が聞けることを期待しております。

 3月の時期に九州福岡がリウマチ性疾患に関する議論で盛り上がることを祈念しております。皆様のご参加とご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。
 
Copyright © The 57th Meeting of Kyushu College of Rheumatology, All Rights Reserved.