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第63回九州リウマチ学会
会長 井田 弘明
(久留米大学医学部内科学講座 呼吸器・神経・膠原病内科部門 教授) |
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2021年3月12日(土曜日)、13日(日曜日)の2日間、久留米市の久留米シティプラザで第63回九州リウマチ学会を開催させていただきます。伝統ある本学会を実りあるものとするため、現在準備を進めています。多くの先生方のご参加を期待していますが、昨今のコロナ感染症の状況を考え、現地とWebでのハイブリッド開催を計画しています。詳細については今後随時ホームページ等でご案内いたしますが、基本的には発表者と座長は現地で、それ以外の参加者は現地参加に加え、Webでの参加も可能にしたいと思っています。 |
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今回のテーマは、「全世代におけるリウマチ診療の構築を目指して」です。現在問題になっています移行期医療に焦点を当てました。小児から老人まで全世代のリウマチ診療の重要さについて考えたいと思います。 |
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主題は、以下のように4つ設定いたしました。 |
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Ⅰ. |
難治性リウマチ性疾患の治療 |
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内科医にとって、難治性リウマチ性疾患の治療は、最も関心が高い領域と思います。薬剤の保険適応内でどのように工夫して治療しているか、発表していただきたいと思います。 |
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Ⅱ. |
生物学的製剤出現後の整形外科手術の変遷 |
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生物学的製剤やJAK阻害薬出現後、整形外科手術の内容が変わってきているとお聞きします。生物学的製剤が使用出来るようになってかなり時間が経っていますので、生物学的製剤出現前との比較が難しい場合は、生物学的製剤出現後の変化で結構です。 |
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Ⅲ. |
移行期医療の取り組みと問題点 |
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移行期医療は、小児を中心とした医療から、成人を対象とする医療に切り替えていくプロセス(過程)のことを言います。小児科の先生方、内科の先生方がどのように取り組まれ、現在何が問題なのか、議論していただければと思います。 |
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Ⅳ. |
多職種によるリウマチ診療の実際と問題点 |
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第62回でホットな話題となりましたので、継続して取り上げました。コメディカルと共に行うチーム医療は、リウマチ診療に欠かせません。第62回同様に、コメディカルの方々の演題登録、ご参加を期待しています。 |
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今回の学会の特別講演は、東京大学免疫学教室の高柳広教授にお願いしています。最新の骨免疫学をご講演いただきます。 |
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最後になりますが、多くの皆様方のご参加をお待ちしています。 |