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膵臓内視鏡外科研究会
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Lap-PD の安全な導入を目指して
第8回膵臓内視鏡外科研究会
当番世話人
中村 雅史
九州大学大学院医学研究院
臨床・腫瘍外科 (第一外科) 教授
 この度第8回膵臓内視鏡外科研究会の当番世話人を仰せつかりました。
 膵臓外科医として、腹腔鏡下膵体尾部切除術が先進医療となる以前よりこの分野に関与してきた私にとり、この時期に本研究会を担当させていただくことを大変光栄に存じますとともに、責任の重さを感じております。
 本研究会は初代会長の浅野武秀先生のもと2009年に発足し、2014年に当科の田中雅夫先生が第2代の会長を務められ、昨年より私が第3代目会長を務めさせていただいております。その間、私どもを含む三大学で認可を受けた高度先進医療としての尾側膵切除術の参加施設が増加するとともに2012年に保険収載され、現在では広く普及するようになりました。そして、今年度4月には腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術 (Lap-PD) が保険収載され、今回のメインテーマも「Lap-PD の安全な導入を目指して」といたしました。Lap-PD が保健収載されましたが、普及のためには乗り越えるべき課題が山積しております。これらの課題克服のためには、本術式が開腹術と同等であることを広く納得してもらえるような安全・容易な標準術式の確立や、全例登録などによる安全性担保のシステム構築、オールジャパンの臨床成績公表が必要とされています。このような、Lap-PD の発展・普及を目指すための討論を、是非、今回の研究会のメインテーマにしたいと考えております。 また、癌へ適用拡大となった腹腔鏡下体尾部切除術についても、もう一つの主題として討議していただきたいと思います。
 今回は、平成28年11月23日(水・祝) にグランドプリンスホテル新高輪において肝臓内視鏡外科研究会と共同開催の予定となっております。参加される方の負担を少しでも減らすことになればという思いからです。なるべく多くの先生方にご参集いただき、その結果として膵臓内視鏡外科手術の安全な普及に貢献できれば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。
   
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