第39回日本脳神経超音波学会総会
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会長挨拶
 
  第39回日本脳神経超音波学会総会
会長 矢坂 正弘
国立病院機構 九州医療センター 脳血管センター部長
 
 第39回日本脳神経超音波学会総会を2020年6月12日(金)、13日(土)に福岡市中央区電気ビルにて開催させていただくにあたり、会員の皆様にご挨拶を申し上げます。伝統ある本学会を開催させていただけることは、身に余る光栄です。九州では、1992年に第11回総会を久留米大学脳神経外科の倉本進賢 教授、2004年に第23回総会を久留米大学脳神経外科の重森 稔 教授、2011年に第30回総会を長崎大学脳神経外科の永田 泉 教授が開催され、第39回の本総会が4回目の開催です。今回は、国立病院機構九州医療センター出身の緒方利安先生(福岡大学神経内科准教授)と湧川佳幸先生(大分市永富脳神経外科院長)に副会長を、当センターの桑城貴弘先生(救急部副部長、脳血管・神経内科医長)に事務局を、そして当センターの岡田 靖先生(副院長)に顧問をお願いし、オール九州医療センターで皆様をお迎えいたします。

 第39回総会のテーマは、「令和時代のNeurosonology ~血栓・塞栓症と闘う~」です。福岡県太宰府と関連の深い、新たな元号、「令和」時代を迎え、また東京オリンピックへの期待が高まる中、思いも新たにNeurosonologyの新たな展開を皆さんと考えるとともに、脳卒中診療に欠かすことのできない脳神経超音波検査の最も重要な対象病態である、「血栓症や塞栓症」におけるNeurosonologyの位置づけと将来の発展を考慮したいと思います。さらに、神経炎症性疾患や変性疾患や認知症におけるNeurosonologyの診断と治療の最前線に注目したいと考えております。

 私自身、大学卒業後、3年目に大阪へ移動し、国立循環器病研究センターで本学会名誉会長の山口武典先生(国立循環器病研究センター名誉総長)と峰松一夫先生(国立循環器病研究センター名誉院長)に師事し、先輩の寺井 敏 先生指導の下に頸部血管超音波検査や心臓超音波検査を学び、脳梗塞症例を対象に臨床研究に携わってまいりました。「心内血栓の成長寄与因子」、「抗凝固療法に伴う心内血栓縮小現象」、「ED比による内頚動脈急性閉塞部位の推定」、「経口腔頸動脈超音波法の開発」の研究に従事し、九州医療センターに移動後は井上 亨 先生(福岡大学病院長)や岡田 靖 先生(九州医療センター副院長)とともに「モヤモヤ病における”Champagne bottle neck”サインの病態」に注目し、緒方利安先生や湧川佳幸先生や大坪亮一先生と「不安定プラーク」や「大動脈原性脳塞栓症」の研究を行ってきました。本学会ではガイドライン作成、超音波検査士制度、編集委員会、用語集作成に携わり、理事を務めております。

 総会を開催する福岡市天神地区は福岡空港や博多駅から地下鉄でそれぞれ12分と6分と利便性の良い場所です。近くには福岡タワーや野球ドームがあり、空港の南には新元号「令和」ゆかりの地である大宰府があります。屋台や魚料理や拉麺も人気です。特別講演や教育講演、シンポジウム、特別企画をとおして皆様がNeurosonologyを楽しまれるよう総会を準備いたします。お一人でも多くのご参加と、ご発表をお待ちしております。
 
 
事務局     九州医療センター脳血管・神経内科
〒810-8563 福岡市中央区地行浜1-8-1
 
 
運営事務局     株式会社コングレ九州支社
〒810-0001 福岡市中央区天神1-9-17-11F
TEL:092-716-7116 FAX:092-716-7143 E-mail:jan2020@congre.co.jp
 
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