会長挨拶
日本医療マネジメント学会 第20回九州・山口連合大会
会長 帆北 修一
公益財団法人慈愛会 今村総合病院 院長 |
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この度、日本医療マネジメント学会 第20回九州・山口連合大会を、2022年11月4日(金)・5日(土) に鹿児島市のかごしま県民交流センターにおいて開催させていただきます。多くの先達により築きあげられた歴史と伝統を引き継いで、本連合大会の会長をする機会を与えていただきました事を大変光栄に存じます。 今回の連合大会のテーマを「医療マネジメントの維新 ~燃ゆる思いで~」といたしました。薩摩藩には、約150年前の明治維新において様々な影響を及ぼした人材が多数存在しておりましたのでこのテーマを選びました。“維新”とは、海外の革命 (Revolution) とは少し意味合いが異なり、明治維新は英語表記でも “Meiji restoration” が多く使用されております。さらに、“維新”には、日本国の伝統に基づく“徳による進化“という意味もあります。 日本医療マネジメント学会九州・山口連合大会の目的は、医療の質の向上を求めてクリティカルパス、医療安全、医療福祉の連携を3本の柱とすることです。第19回九州・山口連合大会の藤也寸志会長は次世代への継承を主たるテーマとして ~土を耕し、種を蒔く~ と述べられておられます。この九州・山口連合大会で今までに成し遂げられてきた実績を継承し、プログラムを企画・立案中です。宮崎久義理事長の基調講演をはじめ、池田琢哉鹿児島県医師会長、坂本すが前日本看護協会会長、相澤孝夫日本病院会会長、鈴木康裕元厚生労働省医務技監、田中滋埼玉県立大学理事長、岡留健一郎済生会福岡総合病院名誉院長、尾形裕也九州大学名誉教授、松田晋哉産業医科大学公衆衛生学教授にご講演いただく予定です。またクリティカルパスと医療安全に関する教育セミナーや医療福祉連携士に関するシンポジウム、特定行為研修、医療安全 (災害対策) についてのシンポジウムを予定しております。多職種の皆様が一堂に会して活発な議論が出来る場となるように準備する所存です。鹿児島の地で桜島とともに多数の皆様の参加をお待ちいたしております。 |
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