第56回日本医学放射線秋季臨床大会

大会長挨拶

大会長 青木昌彦
第56回日本医学放射線学会秋季臨床大会
大会長 青木昌彦
(弘前大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学講座教授)

 この度、北日本地区が担当する日本医学放射線学会秋季臨床大会(第56回)を2020年9月25日(金)~27日(日)の3日間、名古屋国際会議場において開催することになりました。2020年は東京でオリンピック・パラリンピックが行われる年でもあり、オリンピックと同様に盛大で実り多い学術集会になるように関係者一丸となって準備を進めております。

 本会のテーマは、英文は“Radiology in a new era changing the future of medicine”日本語は「医療の未来を変える新時代の放射線医学」といたしました。平成30年間における放射線医学の劇的な進歩は目を見張るものがあり、医療機器の進歩のみならず、画像のデジタル化と高速通信によるネットワークの構築、更には人工知能の放射線医学分野への参入などにより、これまでの医療を大きく変えました。令和の時代も放射線医学が医療の未来を変えていくという意識と意気込みを、本大会を通じて少しでも皆様と共有できればと思います。

 さて、今回は北日本地区が担当ということで、地方開催を楽しみにされている先生方も多いと存じますが、地方の会場が空いておらず前回大会と同じく名古屋での開催となります。しかし、名古屋は日本の中心に位置し、アクセスの面やホテルの多さを考えても、日頃お忙しい先生方にとっては集まりやすいというメリットもございます。名古屋国際会議場はゆったりとした会場ですので、皆様にしっかりと勉強していただけるような秋季大会を目指し、魅力あるプログラムを企画したいと思います。

 是非とも多くの先生方にお集まりいただき、医療の未来を変えていく新時代の放射線医学について、一緒に語り合えることを楽しみにしております。

WEB開催への変更のお知らせ

 この度、北日本地区が担当する日本医学放射線学会秋季臨床大会(第56回)を2020年9月25日(金)~27日(日)の3日間、名古屋国際会議場において開催する予定で準備を進めて参りましたが、新型コロナウイルス感染症の終息のめどが現時点で立っておらず、緊急事態宣言解除後の第2波・第3波の懸念といった今般の状況と、医療機関で勤務されている多くの会員の皆様の現状、そして何よりも参加を予定されている皆様の健康と安全を第一に考慮した結果、WEB開催に変更することと判断いたしました。大会の開催にあたりご協力ご支援を頂戴いたしました皆様、名古屋での再会を楽しみにされていた皆様には多大なるご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳ございません。何卒、ご理解ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

 秋季臨床大会はWEB開催に向けて大きく舵を切ることとなりましたが、WEB開催となっても皆様にとって有益で楽しめる大会となるよう精一杯準備を進めて参ります。なお、WEB開催の日時、開催期間等の具体的な内容につきましては、準備が整い次第ホームページ上にアップするとともに電子メール等でご連絡いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年6月30日
第56回日本医学放射線学会秋季臨床大会
大会長 青木 昌彦
(弘前大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学講座教授)