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日本区域麻酔学会第6回学術集会

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会長挨拶

日本麻酔科学会 第66回学術集会開催にあたって

会長: 西脇公俊(名古屋大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生学教授)

会長:西脇公俊(名古屋大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生学教授)

 この度、日本麻酔科学会第66回学術集会の会長を拝命しましたこと、誠に光栄に存じます。心から感謝いたしますとともに、一言ご挨拶申し上げます。第66回学会集会は2019年5月30日~6月1日の3日間、神戸で開催を予定しております。本来であれば第51回大会の時と同じように名古屋で皆さんをお迎えしたかったのですが、当時と比べて参加人数が飛躍的に増え、適切な会場設定という観点からと、もう一つは神戸で本学術集会を開催いたしますと、財政上の様々な面で有利な点もございますので、学会の財務を担当させていただいた経験からも、神戸での開催とさせていただきました。皆様のご理解をいただけますと幸いです。

 会員の皆様のご期待に応じられる学術集会となるよう、学術集会実行委員会の皆様と共に、現在鋭意準備を進めているところでございます。会員の皆様には、講演や座長をご依頼したり、査読をご依頼することと思いますが、どうかよろしくご協力お願い申し上げます。また、学術集会の肝は何と言っても一般演題です。昨今臨床研究を進めるにも様々な面からの配慮が必要となり、手続きが複雑となっておりますが、多くの会員の皆様からの素晴らしい発表を期待しております。締め切りの11月30日(金)に向けて準備を進めていただけると幸いです。

 今回の学術集会のテーマは、「Professionalism」とさせていただきました。麻酔科医の仕事は、いつも待ったなしの決断の連続です。日々の臨床における目の前の患者に対する術前評価や麻酔・術後鎮痛法を含めた周術期管理法の選択、集中治療における診断・治療法の選択、ペインクリニックにおける診断・治療法の選択、それらの中の疑問を解決すべく立案する臨床・基礎研究、それらを含めた病院の中での麻酔科医の役割、病院の内外における医療安全に関する麻酔科医の役割、日本の医療における麻酔科領域の医療に責任を持つという意味での日本麻酔科学会の役割や方向性、そういった様々なレベルや状況において、日々我々麻酔科医は判断を下して前に進んでいます。その判断を下していく時に、さまざまな観点からの考え方が時にぶつかり合いますが、それらを総合的に判断していくためのすべてを裏打ちする背骨ともいうべき判断基準が何かと考えると、それは麻酔科医としてのprofessionalismであると思われます。つまり、麻酔科医としてのprofessionalismに照らし合わせて、どうすべきかという基準に基づいて判断していけば、ぶれることのないあるべき判断を下せるように思われます。今回の学術集会では、麻酔科領域の様々なissueについてprofessionalismという観点から考えてみて、我々はどうすべきか、どこに向かうべきかについて考える機会とさせていただけたら幸いです。

 本学会でも、海外演者の発表に対する同時通訳サービスを継続します。言葉の壁を低くしておりますので、海外演者の講演に積極的に参加いただき最新の知見に触れると共に、国際交流の輪を広げる機会としていただけたら幸いです。また、64回から選考が始まり、65回から成果発表が始まるピッチコンテストも継続して行います。皆様の積極的な応募ならびに成果発表の場へのご参加を、是非ともよろしくお願い申し上げます。