演題募集

演題募集期間

2015年8月25日(火) ~ 2015年

9月30日(水) 正午

  10月14日(水) 正午
※演題募集期間を締切りました。
多数のご応募ありがとうございました。

演題募集方法

演題はすべてインターネットを利用したオンライン登録にて受付いたします。
締切直前は大変混み合いますので、なるべく時間的余裕を持って登録してください。

演題応募資格

筆頭著者、共著者ともに本学会会員に限ります。
未入会の方は至急、学会事務局で入会手続きをお願いいたします。
入会手続きについては学会ホームページにてご確認ください。

学会入会に関するお問合せ

一般社団法人 学会支援機構
〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 小石川アーバン4F
TEL: 03-5981-6011       FAX: 03-5981-6012       URL: http://plaza.umin.ac.jp/jaem/

発表形式と分類項目

◆ シンポジウム

1: 改めて腸閉塞を考える
古くから腹部疾患に対する手術を行う外科医にとって『腸閉塞』は関わることの多い疾患であり、現在でもそれは変わらない。近年では癒着性腸閉塞は減少傾向であるが、腹部外科領域において腸閉塞は常に念頭におくべき病態である。時代の流れとともに少しずつ変化してきた腸閉塞の診断法、治療方針、手術内容および予防法などにつき、改めてその評価を顧みたい。
2: 腹部救急領域における敗血症性DICの治療戦略
DICは種々の疾患や病態で生じるが、とくに腹部救急領域の患者では感染症、敗血症からDICを発症した場合には適切な治療が必要である。本セッションでは、Suriving Sepsis Campaign Guideline(SSCG)とともに各施設の敗血症性DIC治療戦略を発表いただき、DIC治療薬の使用法、急性血液浄化療法などを応用した最新の管理まで敗血症性DIC治療に対する総合的な治療戦略について幅広く議論して頂きたい。
3: 腹部外傷における腹腔内出血コントロール-Interventional Radiology vs Damage Control Surgery
大量出血を伴う重症腹部外傷性患者に対する治療戦略として、Interventional Radiology(IVR)とDamage Control Surgery (DCS) が選択される。それぞれの治療法における適応、DCSの術式選択と周術期管理、IVRの限界、両者の連携などについて、治療成績に基づき紹介して頂きたい。
4: 腹部疾患に対する初期診断と初期治療-綜合診療医の役割-
昨今、専門診療科に細分化されていることが多い地域の中核病院において、総合診療科は、腹部救急症状の患者が初診時にどの科にかかるべきかを適切に導く重要な役割を担っている。腹部救急疾患における総合診療科の現状と問題点、専門各科と総合診療科の役割分担、連携・協力体制等についての議論して頂きたい。
5: 最近の食道胃静脈瘤緊急例に対する治療戦略
食道静脈瘤治療は内視鏡治療の発達に伴い、EISとEVLでほぼ99%の治療がなされるようになっている。一方、胃静脈瘤とくに孤立性胃静脈瘤においては、B-RTOを中心としたIVRとNBCAによるEISなどの内視鏡治療と様々な治療が行われている。しかし、緊急例に対しての治療戦略は、待期例、予防例とは異なる場合も多い。各施設の治療成績に基づき、止血法および追加治療の治療戦略を論じて頂きたい。

◆ パネルディスカッション

1: 上部消化管穿孔の治療戦略
食道破裂や消化管潰瘍穿孔と診断された場合、その病態によって適切に治療方針を決定しなければならない。保存的治療もしくは外科手術の適応、手術適応と判断された場合のタイミング、開胸・開腹もしくは鏡視下手術の選択においては施設間で方針に相違があると考えられる。治療法選択における要点、各治療における特色、新たな工夫等について議論して頂きたい。
2: 閉塞性大腸癌の治療戦略
閉塞性大腸癌に対するステントを用いたBridge to Surgeryという新たな戦略が加わったが、いまだ短期・長期成績は明らかでない。ステントvs経肛門減圧管vsストマ造設という視点での討論のほか、減圧処置が困難であった症例に対するアプローチ法や減圧処置前後の合併症に対する対応、口側多発癌症例や閉塞性大腸炎併発症例に対する治療法などについて紹介して頂きたい。
3: Acute Care Surgeonの育成
Acute Care Surgeryとは、“Trauma Surgery”、“Emergency General Surgery”、“Surgical Critical Care”を一体として取り扱う新たな外科領域の名称である。現在Acute Care Surgery学会を中心にした医師のための外傷初期診療ガイドライン(JATEC)の開発などの取り組みが行われている。今後、外傷外科医の育成はどのようにすべきかを各施設のカリキュラムに基づき討論して頂きたい。
4: 腹部外傷手術での反省症例を語る
腹部外傷手術のhigh volume centerにおいても、いまだ治療に難渋する症例も多く経験する。各施設での重症腹部外傷手術後の治療抵抗例や救命しえなかった例など示唆に富んだ事例を提示して頂き、その原因や病態、対応策などを議論して頂きたい。

◆ ワークショップ

1: 急性膵炎ガイドラインの検証
2012年のアトランタ分類の改訂で、膵炎の局所合併症分類が急性膵周囲液体貯留、急性壊死性貯留、膵仮性嚢胞、被包化壊死の4つのカテゴリーに加え、感染の有無により計8つの病態が定義された。本邦においては2015年3月に急性膵炎診療ガイドラインが改訂された。さらに急性膵炎に対する内視鏡・画像下・外科的治療が急速に進歩し、臨床で広く行われるようになりつつある。これらの点を踏まえ、新ガイドラインの検証を行って頂きたい。
2: 急性胆管炎ガイドラインの検証
腹部救急領域において急性胆管炎・急性胆嚢炎は最も一般的感染症である。『急性胆管炎・急性胆嚢炎診療ガイドライン2013』の診断基準、重症度判定基準などに基づく各施設の成績を報告していただき、ガイドラインを検証し討論していただきたい。
3: 急性腹症ガイドラインの検証
日本腹部救急医学会および各関連学会が合同で作成した「急性腹症診療ガイドライン」が、2015年4月に発刊された。症状と初期対応を重視し、限られた時間の中で的確に対応するための情報を盛り込んでいる本ガイドラインの有用性や課題を検証して頂き、急性腹部疾患に対する診断、外科治療、抗菌薬等の治療薬の使用法、栄養療法など広く議論して頂きたい。
4: 絞扼性腸閉塞の早期診断
近年、MDCTなどの画像機器の進歩により腸管viabilityの評価能が向上した。その画像所見は、絞扼性腸閉塞発症時に特徴的とされている『持続的な腹痛』をきたす病態を反映するのか。腸管を温存できた症例と非温存症例では画像所見で違いがあるのか、など、画像診断および他の方法で早期に絞扼性腸閉塞を診断する方法について議論して頂きたい。
5: 抗血栓薬投与症例に対する腹部救急治療
近年、抗血栓薬の内服患者数は増加しておりその種類も多様化している。さらには薬剤溶出性ステントを留置した患者に対する腹部救急手術を経験することも少なくない。しかし緊急手術時における各診療ガイドラインでは抗血栓薬に対する取扱いについての明確な記載がないのが現状である。本セッションでは抗血栓薬投与例に対する緊急手術、内視鏡治療やInterventional Radiologyに対する各施設での経験について報告をいただき、その妥当性についての議論を希望する。
6: 腹部救急疾患に対する術後感染症対策
消化器癌の待機手術では、手術部位感染(Surgical Site Infection: SSI)や呼吸器・尿路・血管内留置カテーテル関連性感染、抗菌薬関連性腸炎などの遠隔感染(Remote Infection: RI)の発症頻度が高い。その制御のための様々な工夫により、術後感染症の発症率は低下きている。しかし、消化管穿孔などの腹部救急疾患の術後感染症対策は未だ十分でとはいえない。本セッションでは、腹部救急疾患手術例におけるSSIのみならずRI対策についても議論を期待したい。
7: 術後出血に対するInterventional Radiologyの適応と限界
腹部外科領域において術後出血は未だ避けられない致死的合併症のひとつである。しかし、 lnterventional Radiology治療の進歩により再手術を回避できる症例も多く、現在では術後出血治療におけるfirst choiceと考えられている。本セッションでは各施設の治療成績に基づき、その適応と限界を討論して頂きたい。
8: アッぺの手術タイミングは?
急性虫垂炎は緊急手術として頻度の高い疾患である。近年Interval Appendectomyの概念が提唱され、また保存的治療によって治癒する症例も少なくないことがわかってきた。緊急手術、保存的治療あるいはInterval Appendectomyを選択する各施設での適応基準と治療内容を挙げ、それぞれの治療のアウトカムについても報告して頂きたい。
9: 肝胆膵救急領域における内視鏡治療の進歩 
肝胆膵疾患に対する内視鏡手技は、胆膵疾患に対するERCP、近年発展の著しいEUSやバルーン内視鏡的ERCPなど多岐にわたる。今後これらを応用した様々な関連手技が発展し、臨床応用なされていくと考えられる。本セッションでは、肝胆膵救急疾患に対する内視鏡治療の手技の実際、適応と治療成、起こり得る偶発症とその対策について論じて頂きたい。

◆ ビデオワークショップ

1: 腹部救急疾患に対する鏡視下手術: 上部消化管
上部消化管穿孔において、いまだ鏡視下手術の明確な適応基準はない。また近年は消化器悪性腫瘍に対する化学療法中の消化管穿孔も通常の病態と異なり救急領域での新たな問題として注目を集めている。各施設における上部消化管の救急疾患に対する鏡視下手術を供覧し、鏡視下手術の位置づけと将来展望について論じて頂きたい。
2: 腹部救急疾患に対する鏡視下手術: 下部消化管
下部消化管領域における腹部緊急手術に対する腹腔鏡下手術としては、腸管癒着に対する手術、腫瘍性腸閉塞に対する減圧治療後の手術あるいは腸重積に対する手術などが挙げられる。鏡視下手術では、炎症を伴った腸管、拡張している腸管に対しとくに愛護的な操作が必要となる。手術ビデオを供覧し、 knack & pitfallを提示して頂きたい。
3: 腹部救急疾患に対する鏡視下手術: 肝胆膵
肝胆膵領域の緊急鏡視下手術は、急性胆嚢炎に対しては広く一般的に行われている。今後、胆道系の適応拡大、肝膵領域への応用が期待される。今回、肝胆膵領域での腹部救急疾患に対する鏡視下手術の適応と限界、手術のタイミング、術式の工夫などを議論して頂きたい。
4: 腹部救急疾患に対する鏡視下手術: ヘルニア、アッペ、その他
嵌頓ヘルニアや急性虫垂炎などの救急疾患に対しての鏡視下手術は、いまだ適応、術式、手術のタイミングなど確立されたものはない。各施設からのビデオを供覧し、術式のknack & pitfallを提示して頂きたい。
5: 腹部外傷の手術
腹部外傷疾患は、的確な診断と治療に一刻を争うが、予定手術に基づく思考や術式では救命はできない。腹部外傷手術では、出血や凝固障害に対する対策を明確にしたアプローチが必要となり、その知識と技術の習得が求められる。各施設から貴重な腹部外傷手術症例をビデオで掲示して頂き、腹部外傷外科における戦略と戦術について論じて頂きたい。

◆ 要望演題

・腹部救急医療体制の問題点
・腹部救急の画像診断とMD-CTの役割
・腹部救急疾患に対する術前シミュレーション
・腹部救急診療・疾患におけるOncology emergency
・腹部救急疾患における栄養管理
・腹部救急疾患と漢方
・Abdominal Compartment Syndromeのマネージメント
・原因不明消化管出血(OGIB)の診断と治療
・消化管出血に対する内視鏡的治療
・食道破裂、胃十二指腸潰瘍穿孔のマネージメント
・消化器癌術後合併症のマネージメント(縫合不全、膵液漏、胆汁漏、腹腔内膿瘍など)
・上腸間膜動脈関連疾患の診断と治療
・大腸穿孔に対する救急治療
・虚血性腸疾患(NOMIを含む)の診断・治療
・大腸憩室疾患に対する救急治療(憩室炎、出血を中心に)
・炎症性腸疾患に対する救急治療
・Fournier症候群に対する治療
・外傷性肝・膵・脾損傷の治療
・肝細胞癌破裂に対するマネージメント
・急性膵炎における局所合併症のマネージメント
・腹部血管外傷のマネージメント

◆ 研修医・医学生セッション

◆ 診療と研究のトピックス・ビューポイント

◆ 生涯忘れられないこの1例

◆ 一般演題(口演)

▼臓器区分(一般演題を選択された方は必須)

a. 食道

b. 胃・十二指腸

c. 小腸

d. 虫垂

e. 大腸

f. 肝

g. 胆道

h. 膵

i. 脾・門脈

j. 腹膜

k. ヘルニア

l. イレウス・腸閉塞

m. 外傷

n. 腹部全般

o. 小児

p. 高齢者

q. 婦人科領域

r. 泌尿器科領域

s. 血管

t. その他



▼テーマ区分(一般演題を選択された方は必須)

01. 診断一般

02. 画像診断

03. 内視鏡診断

04. 治療一般

05. 手術

06. 内視鏡治療

07. 塞栓療法

08. 術前・後管理

09. 麻酔

10. 合併症

11. 感染症

12. 病態生理

13. 症例報告

14. その他

 

 

◆ 特別企画

・急性胆嚢炎のベストプラクティスを探る: 2016 (公募、一部指定)
急性胆嚢炎の診断基準・重症度判定は、診療ガイドライン(TG 13)に 規定されている。
しかし、ベストプラクティスについては、Lap-C、PTGBD, ERGBDをはじめ 種々が用いられているが、いまだ確固たるエビデンスはない。
本企画では、それぞれが得意とする治療法や診療手順として、有用性と成績を発表していただきたい。
その上で、エビデンスとして何が必要かを討議したい。

*特別企画に演題をご登録する方は、演題区分の中で「50.その他」をお選びください。

登録に際しての注意

◆ 筆頭著者情報の入力は以下に注意してください。

  • 会員番号の入力は必須となります (申請中は 99 を入力)
  • 筆頭著者の電子メールアドレスの入力は必須となります

◆ 抄録は以下の要領にて作成して下さい。

  • 演題名: 全角換算67文字
  • 総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計): 全角換算550文字
  • 登録可能な最大著者数(筆頭著者+共著者): 20名まで
  • 登録可能な最大所属施設数: 10施設まで

◆ 登録演題の確認・修正・削除

演題申込締切までは、何度でも一度登録した演題を、確認・修正・削除することが可能です。

1) 受付番号とパスワード

演題を登録する際に、任意のパスワードを設定していただきます。このパスワードと登録の際に発行されます受付番号がなければ、演題の確認・修正・削除はできません。パスワード・受付番号は忘れないように自己責任において管理いただきますようお願いいたします。なお、セキュリティーを維持するため、パスワードに関してのお問い合わせには一切応じられませんので、予めご了承ください。

2) 登録演題の修正・削除

演題の「確認・修正」ボタンをクリックしてください。受付番号(初回登録時に発行されたもの)と、パスワード(ご自身で入力されたもの)を入力してください。画面上で修正し、最後に更新ボタンをクリックしてください。これで修正は完了です。

3) 演題登録画面に関するご注意

演題登録に関しては、原則として暗号通信をご利用ください。
平文通信は危険です。第三者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改ざんしたりする可能性があります。特に、病院情報システムや電子メールに使っているパスワードを、平文通信で演題登録用に使用することは絶対にお止めください。被害が演題・抄録以外にも及ぶことがあります。平文通信は、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザが古い可能性があります)に限ってご使用ください。

演題の採否

演題の採否、発表時間、発表形式はプログラム委員の意見を参考とし、会長に一任させていただきます。演題の採否等につきましては12月中旬にメールでお知らせいたします。

会長賞、研修医賞等

応募演題の中から、会長賞、研修医賞等を選出の予定です。多数のご応募をお待ちしております。

登録画面

UMINオンライン演題登録システムでは、現在、Internet Explorer、Netscape、Safari[ver.2.0.3(417.9.2)以降]、Firefox、Google Chrome以外のブラウザでは演題登録できません。
演題登録には、Internet Explorer、Netscape、Safari[ver.2.0.3(417.9.2)以降]、Firefoxにてお願いします。

※ご利用可能なブラウザとバージョン:

  • Internet Explorer Ver.6.0以上を推奨
  • Safari Ver.2.0.3 (417.9.2) 以降
  • Firefox 全てのバージョン
  • Google Chrome 全てのバージョン
◆ オンライン演題登録システムFAQ

よくある質問と回答を掲載していますので、こちらを併せてご参照ください。

暗号通信(推奨)

平文通信

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