西部会
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ご挨拶
 
   この度は、第42回日本肝臓学会西部会をお世話させて頂くことになり、大変光栄に存じております。今回は「Hepatology : Innovation & Step Beyond ~ 肝臓病学:進歩、課題、そして克服への道」をメインテーマとして、平成29年11月30日(木)、12月1日(金)の日程で、Hilton福岡シーホークにて開催いたします。
 肝臓病学は、私が研究を始めた当時は、ウイルス肝炎の病態ならびにその治療もほとんど手探りの状態で、肝癌の診断治療もやっと緒に就いた所でした。その反面、肝臓の機能や病態に関して多くの研究がなされ、複雑なそして驚くほど良く制御された肝臓の機能が明らかになってきました。そして、HCVの発見、HBVに対する抗ウイルス薬、さらに近年、ほぼ100%HCVを排除できる抗ウイルス薬の臨床導入により、肝臓病学の様相は大きく変わってきました。このような変化から、もうすべての肝疾患が解決できたかのような錯覚に陥る風潮があります。しかし、HBVの完全排除のための薬剤の開発、ユニバーサルワクチネーションの普及、HCV排除後の肝発癌、NASHの診断と治療、非代償性肝硬変の合併症に対する治療、肝癌の抗癌剤治療、肝硬変の線維化に対する治療、PBCおよびPSCの原因とその根本的治療、脳死肝移植の促進など、いまだ解決されていない問題の方が多いと考えます。
 そこで、今回の西部会では、前述のテーマに沿って、各肝疾患の治療がどのような変遷をたどってきたかについて、その道のエキスパートに基調講演をお願いし、各演者には、どの点が解決していないか、そして、それを解決するための戦略について述べて頂き、如何に解決していない問題が多いかを認識して頂きたいと思います。それにより、特に若い研究者が多くの課題に挑戦していくための道しるべとなる学会になればと考えております。
 特別講演には、米国エール大学のJames Boyer教授に肝臓における胆汁分泌を含めた機能とその病態、そして、横浜市立大学の谷口英樹教授に肝臓の臓器再生についての講演を予定しております。その他、シンポジウムや若手研究者による発表など多くのテーマを企画しています。年末のご多忙な時期とは存じますが、是非多くの先生に演題を応募して頂きますよう御願い申し上げます。
 このようなアカデミックな内容とともに、福岡は全国屈指の 食の都 ・・・ です。豚骨ラーメン、玄界灘の新鮮な海の幸、もつ鍋、辛子明太子など、must eatが多くそろっており、100軒を超す屋台と中洲の賑わいがございます。皆さん、お誘い合わせの上、福岡にお越し頂き、学会でのAcademic Discussionと夜の飲みニケーションを堪能して頂けますよう、心よりお待ちしております。
第42回日本肝臓学会西部会
会長 向坂 彰太郎
福岡大学医学部 消化器内科学講座 教授
 
 
<事 務 局>   <運営事務局>
福岡大学医学部 消化器内科学講座
〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈7丁目45-1
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