ご挨拶

第66回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会
大会長  原田 浩之
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
顎口腔外科学分野 教授

大会長 原田 浩之

2021年11月12日(金)~11月14日(日)に、幕張メッセ国際会議場にて、第66回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会を開催させていただくことになりました。現在、新型コロナウィルスの蔓延により、多くの学会はWeb開催あるいはハイブリッド開催を余儀なくされています。今後1日も早く、新型コロナが終息することを願ってやみません。2021年11月、東京オリンピックの熱も冷めやらぬ時期に、皆さんと熱い議論を安全にできるよう祈念しております。

テーマは「口腔外科学の現在までの進歩・未来の進歩を考える」としました。本学会では、これまでの口腔外科独自の発展を振り返りつつ、未来の方向性について皆さんと考えたいと思っております。

特別講演は、日々第一線で新型コロナウィルス感染に尽力されている尾身 茂先生に、コロナ対策のこれまでのご苦労、今後の展望についてご講演いただきます。本学会開催時には新型コロナが終息していることを祈念しております。また、東京大学大学院医学系研究科 宮園 浩平教授をお招きし、TGF-βを中心としたシグナル伝達異常のこれまでの研究と今後の展望をご講演いただく予定です。教育講演は東京医科歯科大学創生医学コンソーシアム 武部 貴則教授に再生医学の最前線についてご講演いただきます。口腔外科の若い先生に今後の研究活動を指南していただけることを期待しています。

海外招聘講演については、台湾 輔仁大学 頭頸部外科のSheng-Po Hao教授に口腔癌の卓越した手術手技を提示していただく予定です。脂肪由来間葉系幹細胞を用いた顎骨再建の臨床例を数多く経験されているオウル大学のGyörgy Sándor教授には、顎顔面領域再生医療の実臨床を提示して頂きます。ハノーバー大学のNils-Claudius Gellrich教授にはコンピューター支援による顎骨再建について講演していただく予定です。その他、口腔外科学の未来につながるようなシンポジウムを鋭意企画しております。

多くの皆様のご参集をお待ちしております。

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