第53回日本小児外科学会学術集会 (JSPS2016)
第24回アジア小児外科学会 (AAPS2016)
会長 田口 智章
九州大学大学院 医学研究院 小児外科学分野 教授
このたび、2016年(平成28年)5月24日(火)~26日(木)の3日間、福岡市のヒルトン福岡シーホークにおきまして、第53回日本小児外科学会学術集会(JSPS2016)、第24回アジア小児外科学会(AAPS 2016)を同時開催させていただくこととなり、大変光栄に思っております。また、5月22日(日)世界小児外科学会連合(WOFAPS)理事会、5月26日(木)~28日(土)第25回国際小児内視鏡外科学会(IPEG 2016)も同じ場所で開催いたします。本学術集会の九州大学小児外科学教室としての開催は、第20回の池田恵一教授、第37回の水田祥代教授に次いで、16年ぶり3回目の開催となります。
これまで2013年日本小児血液・がん学会、2015年日本周産期新生児医学会を主催させていただき、いずれもメインテーマを『「わ」をもって尊しとなす』としました。これら2つの学会は多領域多職種にまたがる学会でしたが、今度はわたしのコア領域である小児外科を中心とした学会ですので、再度3度目の正直で『「わ」をもって尊しとなす-小児外科医療の和・輪・倭-』といたしました。「和」は医療スタッフのチームワーク、「輪」は患者中心の医療、「倭」はアジアおよび世界をリードする日本です。
本学術集会のプログラムの編成は日本小児外科学会の準備委員会にて検討を重ね、決定していただく予定です。ちょうど専門医制度の過渡期にあり、専門医の新規申請および更新に必要な単位を学術集会が担保するという方向に移行していきますので、今回の学術集会から新制度を考慮したセミナー等を開催する方向に検討しています。
また国際セッションはそのままアジア小児外科学会とし、教科書を執筆されている世界の著名な小児外科医が参加いただけますので、その先生方に司会やKeynote Lectureをお願いして、3日間の英語のセッションを充実させる予定です。PSIは両学会のOfficial Journalですので、日本小児外科学会とアジア小児外科学会両方から別々に投稿できる仕組みを構築しました。多くの英文論文が誕生することが期待されます。またIPEGとのjoint sessionが26日(木)に企画されています。
なお、今回のAAPS誘致は宮野先生のご推薦、IPEG誘致は山高教授、岩中先生の熱意とご努力、WOFAPS誘致は北川教授のご尽力の賜物です。また開催準備にあたり田中芳明教授をはじめ九州の小児外科医が一丸となって協力いただいています。この場をお借りして感謝申し上げます。
開催地である福岡市は、九州のハブ空港であり新幹線も九州新幹線が開通し、福岡空港から市街地まではきわめて近接しており、交通の利便性は良好です。また玄界灘の海の幸にも恵まれています。学会の合間には、是非初夏の福岡の町を満喫していただきたいと思います。教室員一同、多くの会員の皆様のご参加を心からお待ちいたしております。
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