第60回九州外科学会・第60回九州小児外科学会
会長 猪股 雅史
大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授
このたび、第60 回九州外科学会・第60 回九州小児外科学会を大分の地で開催する運びとなり、大変うれしく思います。本学会は、1964年に第1回が開催され、今回で60回目を迎えます。還暦となる節目の学術集会を担当させていただき、大変光栄に感じています。第59回 九州内分泌外科学会の杉尾賢二会長とともに、実りある学術集会となるよう、全力で企画・準備を進めていきたいと思います。
本学会テーマは「外科学のホットな源泉につかる」を掲げました。外科学は、手術の技術はもちろん、術前診断、病態管理、集学的治療、外科教育など、様々な分野の本質から成り立っており、日々ホットな話題に包まれ進化しています。またその本質を学んだ外科医にしか体験できない感動や喜び、達成感を得ることもできます。大分県は「おんせん県おおいた」の商標登録を有し、日本一の源泉数と湯量を誇っています。本学会では、外科学の源泉につかりながら、ホットな議論と交流を通じ、外科学の本質やおもしろさを学ぶ絶好の機会になることを期待しています。
また、若い先生方が興味を持ちリラックスして参加できるように、研修医セッションやハンズオンコーナー、さらには”湧く湧くクイズ選手権”など、楽しい企画も満載です。春の息吹に満ちあふれた大分には、温泉の魅力のほか、ふぐや関サバ、大分牛、とり天、麦焼酎など、新鮮な食材やお酒の味力も溢れています。
皆様のご来県を心よりお待ちしています。