第59回九州内分泌外科学会
会長挨拶

　この度、歴史と伝統ある九州内分泌外科学会を担当させていただくことになり、大変光栄に存じます。前回、第52回九州外科学会および第51回九州内分泌外科学会を開催させていただきましたが、今回は立場を代えての開催となります。親学会である九州外科学会は60回と還暦を迎えるわけで、猪股教授とともに大分で開催できることはこの上ない喜びであります。

　本学会は、乳腺外科、甲状腺外科など内分泌を専門とする分野学会であり、近年の薬物治療の進歩をふまえ、エビデンスとともに現場での臨床経験を議論する場として大変貴重な学会です。特に若い外科医の方々にとりましては経験豊富な専門医の先生方と意見交換できる貴重な場です。この 3年に渡るコロナ禍が落ち着きつつある中、現地で face to face の活発な議論をしていただければ幸いです。

　日本一の温泉県である大分は、海の幸、山の幸が豊かな地でもあります。学生や研修医を含め多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。