第2回 日本集中治療医学会 九州支部学術集会【テーマ】集中治療の明日を拓く

会長挨拶

  • 第2回日本集中治療医学会九州支部学術集会
  • 会長 坂口 嘉郎
  • 佐賀大学医学部 麻酔・蘇生学 教授
会長:坂口 嘉郎 写真

第2回日本集中治療医学会九州支部学術集会を2018年7月7日(土)に佐賀市のアバンセで開催いたします。

今回のテーマは「集中治療の明日を拓く」としました。日頃の臨床経験や研究成果を持ち寄り科学的に検討することで新しい知見を獲得し、明日からの診療に役立てる機会にしていただきたいと考えております。

特別講演では、垣花泰之先生に集中治療専門医制度の目指す方向性についてご講演いただきます。日本専門医制度機構による一元的な改編が進んでいる今、集中治療専門医のアイデンティティーを確立するためにどのような制度を設計するべきか、会員の皆様にもこの機会に検討していただきたいと思います。

今回は共催企業と会員の皆様のご協力により、ランチョンセミナー2題、教育講演6題と多くの共催企画を実現することができました。ランチョンセミナーでは「見て納得、集中治療における循環モニタリング:百聞は一見に如かず」、「呼吸不全患者に対する人工呼吸管理~食道内圧測定の意義を含めて~」、教育講演では「術後管理におけるβ遮断薬の役割」、「ICUでの超音波〜超音波を最大限に活用する」、「患者アウトカム改善を目指したICUにおける鎮静プロトコル」、「周術期感染対策の最前線」、「敗血症性DIC その病態と治療」、「J-PADガイドラインの現状と課題~これからの方向性~」と、いずれもホットな話題についてエキスパートの先生方から興味深い話をうかがえると期待しています。

また、一般演題には54演題の応募をいただきました。その中から6演題を「優秀演題」に選ばせていただきました。審査により最優秀演題賞1題と奨励賞1題を選出する予定です。積極的な討論を展開していただきたいと思います。

さて、今年は明治維新150年にあたり、佐賀県内各地で「肥前さが幕末維新博覧会」が開催されています。先人の先駆的偉業に学び、未来を見つめようという趣旨です。また、近隣には吉野ヶ里歴史公園、陶磁器や温泉などの名所が数多くあります。この機会に是非、佐賀の文化や歴史にも触れていただきたいと思います。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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