① |
スポンサードシンポジウム1(SS-1) |
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「 |
切除可能膵癌における術前治療の是非」 |
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本研究会が行ったPrep-02試験により切除可能膵癌(R膵癌)における術前治療の全生存率に与える有意性が世界で初めて示された。また、現在、複数の臨床試験が進行中であり、それらの結果が明らかとなることでR膵癌に対する治療戦略が確立するものと考えられる。しかし、一方で術前治療を行ったにもかかわらず早期再発をきたす症例も存在する。
本セッションでは各施設のR膵癌における治療成績を提示していただき、術前治療の必要性、最適なレジメンや治療期間について、また、長期生存症例や早期再発例の特徴など、様々な視点から討論していただきたい。 |
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② |
スポンサードシンポジウム2(SS-2) |
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「 |
切除可能境界膵癌に対する術前治療の現状~特に要因別(BR-A, BR-PV)の相違について」 |
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切除可能境界膵癌(BR膵癌)に対する術前治療は本邦においても一定のコンセンサスが得られているが、レジメンや治療期間など施設毎に様々な治療が行われている。また、BR膵癌は動脈系への浸潤(BR-A)と門脈系への浸潤(BR-PV)に分けられているものの、現状ではそれらを区別することなく同一の治療が行われている。本セッションでは、要因別(BR-A、BR-PV)の検討に重点をおき、BR膵癌の本質を明らかにしていきたい。 |
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③ |
スポンサードシンポジウム3(SS-3) |
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「 |
術前治療中の患者管理の現状と工夫」 |
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現在、手術を企図した術前治療においてもgemcitabine+nab-paclitaxel併用療法などの抗腫瘍効果の高い抗癌剤治療が積極的に施行されるようになってきた。また、化学療法に加え、陽子線や重粒子線を含めた放射線療法が行われることもある。これら一連の治療をスムーズに完遂するためには副作用対策も重要である。 本セッションでは、各施設の手術を見据えた術前治療中の患者管理の現状、完遂率を高める工夫などを提示していただき、術前治療の充実を図るための知識を共有する機会としていただきたい。特に内科医(腫瘍内科)、放射線科医の応募を歓迎する。 |
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④ |
要望演題1(RS-1) |
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「 |
術前治療における放射線治療の役割」 |
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放射線治療はBR膵癌に対する術前化学放射線療法(CRT)に関する各種臨床試験の結果により、その有効性が明らかになりつつあるが、放射線の役割についてはいまだに不明な点が多い。併用すべき化学療法やinduction chemotherapyの意義、放射線治療から手術までの至適期間、切除可能膵癌に対するCRTの有用性など、いまだ明らかとはいえない点が多い。
本セッションでは術前治療における放射線治療の現状および成績に関する演題を広く募集する。 |
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⑤ |
要望演題2(RS-2) |
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「 |
切除不能膵癌に対する治療戦略」 |
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切除不能膵癌の予後は極めて不良であり、膵癌全体の生存率を低下させている大きな要因である。しかし、近年の抗腫瘍効果の高い非手術療法の登場により治療成績の向上が期待されており、中にはconversion surgery(CS)が可能となる症例も存在する。CSという新規治療概念が浸透し、その予後延長効果に関する報告も散見されるが、非手術療法単独での成績と常に対比させながらその有用性を論ずるべきであると考える。さらに、CSの適応基準や非手術療法の至適治療期間など不明な点も多い。
本セッションでは、各施設のCSを含めた切除不能膵癌に対する治療の現状を提示していただきたい。 |
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⑥ |
要望演題3(RS-3) |
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「 |
術前治療の功罪」 |
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術前治療は抗腫瘍効果による手術成績の向上、あるいは術後の再発抑制、予後の改善を追求して施行されるが、術前治療中のトラブルにより切除を断念せざるを得なくなる症例や、術前治療により肝や骨髄など重要臓器のダメージによる想定外の術後合併症に直面する症例も存在する。
本セッションでは、特に術前治療の“負の側面”に焦点をあてた演題を広く募集する。 |
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■ |
一般演題(ポスター) |
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膵癌の術前治療に関する演題を募集します。 |
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プログラムの都合により、口演に変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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