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趣旨 世界で活躍できる人材を育成する大学院教育の最前線を紹介するとともに、
ポスターセッションを通じて、九大生の研究力・潜在力を
皆様に知っていただく交流の場を提供します。
     
開催日
2017年7月10日[月]13:00-19:30
 
会場
九州大学 椎木講堂 等
   
セッションテーマ
これからの大学院教育を考える
〜学術研究による課題解決を目指して〜
   
イベント構成
講演/パネルディスカッション/
学生によるポスターセッション/交流会等
   
主な講演者
[行政・企業講演]
来賓挨拶 文部科学省
基調講演 安西 祐一郎 日本学術振興会理事長 元慶應義塾長
[大学講演]
分子システムデバイス国際研究リーダー養成および国際教育拠点形成 プログラムコーディネーター/グリーンアジア国際戦略プログラム プログラムコーディネーター/持続可能な社会を拓く決断科学大学院プログラム プログラムコーディネーター/エネルギー研究教育機構 関係者/リーディングプログラム修了生
   
後援
公益財団法人 九州大学学術研究都市推進機構/九州大学学生後援会/公益財団法人 九州先端科学技術研究所
※博士課程教育リーディングプログラムとは
 「博士課程教育リーディングプログラム」は、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え、広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを文部科学省が支援する事業で、本学からは以下の3プログラムが採択され、特徴的な教育プログラムを展開しています。
持続可能な社会を拓く決断科学大学院プログラム【オールラウンド型】
 (概要)われわれ人類はいま、地球環境と文明社会の持続可能性という大きな課題に直面している。そして、気候変動・市場のグローバル化・急速な人口変動などの諸課題に対して、さまざまな決断に迫られている。このため、これからの時代を牽引するグローバルリーダーには、専門分野における世界でトップレベルの業績(専門性)、持続可能性に関する広範な知識(学際性)に加え、専門・学際科学の成果を統合し課題解決への決断を下すための新たな学識(統域性)を持つことが求められる。またグローバルリーダーには、国際社会においてプロジェクトを提案し、明確なプレゼンテーションによって人々を説得し、さらに課題解決に向けての協働作業を組織・推進する指導力が必要とされる。
 本プログラムではこの要請に応えるために、3つの学識(専門性・学際性・統域性)と4つの実践的能力(国際力・研究提案力・プレゼンテーション力・指導力)を修得できる5年一貫のカリキュラムを大学院生に提供する。
分子システムデバイス国際研究リーダー養成および国際教育研究拠点形成【複合領域型 (物質)】
 (概要)先端分子システムデバイス科学の構築により、他の追随を許さない次世代の産業コアの形成に資する ため、産官学が一体となった教育研究チームを形成し、高度な最先端分子系材料科学の研究を自ら推進でき、さらに、幅広い科学技術に対する俯瞰力を兼ね備え、国際社会でリーダーとして活躍できる人材を育成する。そして、高度な研究開発の専門性の深化に加え、研究マネージメント、知的財産権、経営政策、国際戦略等に対しても鳥瞰できる人材の輩出を目指す。科学技術の研究は、高い論理的思考と考察力を求められることで閉じた思考に陥りやすいが、人間性が高く、リーダーとなっている人は、情熱と理性の調和を保ち、小さくまとまらず、チャレンジを忘れない。本教育プログラムでは、“分子システムデバイス科学”をコアに、研究者としての科学的なポテンシャルを高めながら、研究開発へのチャレンジ精神、俯瞰力をもって国際的に活躍できるスーパーリーダーの育成を目指す。“最先端分子システムデバイス科学”、“研究に対する情熱・発想力”、“研究マネージメント力”、“国際性” を身につけることで、基礎研究から出口を見据えた応用研究までの一貫した研究開発のスーパーリーダーを育成する。
グリーンアジア国際戦略プログラム【複合領域型 (環境)】
 (概要)本教育プログラムは,グリーン化と経済成長を両立したアジア(グリーンアジア)の実現に資する理工 系リーダーの養成を目的とする。資源消費の飛躍的削減と経済成長との両立は,人類社会の課題である。そして,アジアは,文化・社会的な多様性を内包し,経済成長と環境問題との相互矛盾を抱えつつも,活力あるメルティングポット状態となって発展しつつある典型的なモデル地区としての意味を有する。世界の国々が,化石資源大量消費に由来する環境・資源制約を回避しつつ持続的な経済発展を遂げるためには,資源消費量低減とGDP増大との両立という,人類が実現したことのない成長戦略が求められる。今世紀,貧富差の拡大,グローバル化が持つ負の側面の顕在化,アジア諸国のエネルギー消費の急増と化石資源の価格高騰の中で,我が国が貢献すべきは,欧米主導型と一線を画したグローバルモデルの提示によるグリーンアジアの実現にある。グリーンアジア国際戦略とは,アジア・オセアニア圏の各国の歴史と文化に根ざした社会・産業・経済の自立的・持続的な発展を基本としたソフトな,かつ,グリーン化と成長との相乗効果をもたらす強靭なグローバルネットワーク形成によってグリーンアジア実現を図るものである。
※エネルギー研究教育機構とは
 エネルギー研究教育機構は、オール九州大学で「2100年の社会が理想とするエネルギー」を具現化するため、自然科学から人文社会科学にわたるエネルギー分野の研究者を集結した全学的組織として、1次及び2次エネルギー並びに政策提言等の研究領域を融合することにより、未来社会のエネルギーシステムを構築し、技術・産業・社会のパラダイムシフトを先導することを目的とします。
 そのために、エネルギー分野の世界的中核拠点となることを目標として、世界トップレベルの複数の大学と交流し、共同研究や研究者、学生等の相互交流を推進します。そして、人文社会科学から自然科学まであらゆる分野の優れた研究者により、研究を社会実装につなげる研究プロジェクトを推進します。さらには、あらゆる研究者、学生が連携して「未来エネルギー学」を創成するとともに、その成果を教育プログラムとして展開し、未来を担う研究者の育成に取り組んでいきます。
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