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会長挨拶

会長

第59回高血圧関連疾患モデル学会学術総会・第24回氷川フォーラム
会長・代表幹事 長谷川 元
埼玉医科大学総合医療センター 腎・高血圧内科学 教授

この度、第59回高血圧関連疾患モデル学会(SHR学会)学術総会・第24回氷川フォーラムの合同開催を、2023年11月24日(金)〜25日(土)の2日間、川越市のウェスタ川越において開催させていただく運びとなりました。

高血圧関連疾患モデル学会は1965年12月にSHR協議会として発足して以来58年の歴史を重ね、1978年に臨床部門として日本高血圧学会が分離独立するなど、国内高血圧関連学術団体として最古の歴史を持つ学会です。その名の通り、我が国が創出した代表的な高血圧モデル動物であるSHR (Spontaneous Hypertensive Rats)モデルなど、モデル動物を用いた基礎研究を中心に、循環器病学、薬理学、生化学、脳神経病学、代謝内分泌学、腎臓病学をはじめ、高血圧が関連する臨床各領域や医工学融合領域、基礎科学領域、データサイエンス領域など幅広い領域の研究者が集い、領域横断的な議論や意見交換が行われる、活気ある学術総会となっております。

氷川フォーラムは、2012 年に基礎研究を主たる対象とし、「形が定まっていない研究に対しても、未来志向の建設的な意見を出し合う場」であることを企図して発足いたしました。本研究会は、基礎及び臨床研究に関する正規の学会発表や論文投稿のための論点の整理や意見を行う場として、これまでにも、領域、職種を問わず研究に興味をお持ちの方々と共に活発な意見交換を行うことで、医学・生命科学の発展に寄与してまいりました。

第59回学術総会・第24回氷川フォーラムについては、腎臓内科教室が主催する学術総会としての特徴を出すべく、腎に軸足を置きつつ、臓器・領域にとらわれない、幅広い領域の発表が集まるよう工夫して参る所存です。また基礎的視点を持った臨床研究についても、別途セッションを設けます。

高血圧は、腎臓病はもとより、ほぼ全ての臨床領域に大きな関わりを持ち、最大の疾患人口を有することから、その克服と対策の立案は国民福祉、医療経済の両面から極めて重要である事は論を待ちません。そして臨床医学を支えるのは基礎研究であることを思うとき、本学術総会の意義と重要性は誠に大なるものがあると考えております。