平成30年11月23日(金)・24日(土)の両日、第136回西日本整形・災害外科学会学術集会を長崎で開催させていただきます。このような歴史と伝統のある会を主催させていただくこと、大変光栄に存じております。 |
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長崎大学医学部は、開祖であるオランダ海軍軍医ポンペが、松本良順らに講義を開始した1857年11月12日を創立記念日としており、昨年、開校160周年を迎えました。今回の学術集会は、この長崎大学医学部キャンパスで開催いたします。長崎大学医学部キャンパスでの開催は、進藤名誉教授が主催された第118 回以来9年ぶりとなります。この間に、整形外科領域には様々な新知見が加わり、診療内容も年々変化しております。そのような中、今回は主題として4つのテーマを企画させていただきました。ランチョンセミナーは4演題、アフタヌーンセミナーは2演題を予定しております。また、長崎大学医学部出身で様々な分野でご活躍の5名の先生方に、特別講演をお願いしております。さらに、当教室の若手教育の一環として毎週開催しておりますOKU(Orthopaedic Knowledge Update)長崎の中から、10名の先生方による教育研修講演(OKU長崎・ベーシックコース)も5セッション予定しております。参加される全ての先生方にとりまして、明日からの整形外科診療、研究、教育に役立つ学術集会となることを期待しております。 |
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長崎大学医学部キャンパスには、国指定史跡である長崎醫科大学正門門柱をはじめとする長崎原爆遺跡があり、徒歩圏内には平和公園、原爆資料館、浦上天主堂、如己堂などもあります。また、長崎市内にはグラバー邸や軍艦島などの“明治日本の産業革命遺産”、大浦天主堂などの“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”といった世界遺産関連施設もあります。お時間がございましたら是非これらの施設にもお立ち寄りいただければと思います。 |
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秋の長崎で開催いたします西日本整形・災害外科学会学術集会に、多くの先生方にご参加いただき、実り多い学会となることを願っております。 |
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第136回西日本整形・災害外科学会学術集会
会長 尾﨑 誠
(長崎大学医学部 整形外科 教授) |
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