第35回日本癌病態治療研究会 - The 35th Annual Meeting of Japanese Society of Strategies for Cancer Research and Therapy

演題登録

演題募集期間

2025年12月23日(火)正午~2026年2月5日(木)正午まで

発表形式

以下の内容で募集いたします。

指定のみ特別講演

指定のみ教育講演

指定・公募シンポジウム

指定・公募シンポジウム1:癌病態と免疫学

がん細胞と周囲の免疫細胞との相互作用を把握し、免疫を制御して治療へ応用する試みが進んでいる。本セッションでは、免疫チェックポイント阻害剤や新規標的分子、それらを応用した治療戦略、さらに治療効果予測に有用なバイオマーカー研究などについて、腫瘍免疫に関する基礎と臨床の最新の知見を示していただきたい。

指定・公募シンポジウム2:癌病態の把握 ゲノム~multiomics

生命システムは、遺伝子、RNA、タンパク質、代謝物など多様な分子が複雑に連携し、動的に変化することで成り立っている。Genomicsは、がん遺伝子パネル検査の保険収載やliquid biopsyを用いた予後予測や薬剤選択など、ゲノム・遺伝子情報を用いた診療へと展開されており、Transcriptomics, Proteomics, Metabolomics, Epigenomicsといった各分野の知見はMultiomicsとして統合的に活用されつつある。本セッションでは、これらの分野の基礎および臨床応用における最新の取り組みをご紹介いただきたい。

指定・公募シンポジウム3:癌病態の把握 微小環境

がん細胞は微小環境の中で様々な細胞や因子と相互に作用し、がんの進展や浸潤に大きな影響を及ぼしている。微小環境における相互作用の制御ががん病態の制御に結び付いている。がんの微小環境についての基礎研究から臨床応用に至るまでの最新の知見を共有し、今後の展開について活発な議論を行っていただきたい。

指定・公募シンポジウム4:癌病態のimagingと治療

がん診療において、内視鏡・CT・MRI・PET・蛍光イメージングなど様々な画像診断が活用されている。近年の技術革新により、人工知能(Artificial Intelligence, AI)をがん診療へ応用する試みも進んでいる。本セッションでは、がんの診断・リスク評価・治療法選択・術中ナビゲーション・治療効果判定など、がん診療におけるimagingに関する最新の研究や取り組みについて発表していただきたい。

指定・公募ワークショップ

指定・公募ワークショップ1:癌病態と腸内細菌

腸内細菌叢が多彩な病態形成に重要な役割を果たすことが明らかになり、がん領域においても注目されている。腸内細菌叢は発がんのみならず、腫瘍免疫、がん代謝、そして免疫チェックポイント阻害薬を含む化学療法の治療効果にも影響することなどが報告されている。本セッションでは、腸内細菌叢とがん病態について、最新の知見と今後の展開について広く論じていただきたい。

指定・公募ワークショップ2:癌治療の新しいmodality

がん治療は、外科手術、放射線療法、薬物療法といった従来の治療法の進化により、治療成績が向上している。近年では、Antibody Drug Conjugate、核酸医薬品、遺伝子治療、遺伝子細胞治療など、新たなmodalityによる治療開発が進んでいる。これらの研究開発の現状や今後の展開について、幅広くご紹介いただきたい。

指定・公募ワークショップ3:低侵襲手術の最前線

患者QOLや機能温存を考慮したがん治療の低侵襲化が進んでいる。外科領域では鏡視下手術やロボット手術による低侵襲化、センチネルリンパ節理論を用いた縮小手術、内科領域では内視鏡治療の適応拡大、さらには外科と内科の合同手術(LECS)など、様々な分野で進歩してきた。各領域における低侵襲治療の現状や臨床成績を論じていただきたい。

指定・公募ワークショップ4:栄養・運動療法で癌病態に取り組む

がん治療において、患者の全身状態が治療効果やQOLに大きく影響することが知られている。より良好な全身状態のために栄養療法や運動療法の重要性が高まり様々な工夫や取り組みが進められている。本セッションでは、これらの最新の試みや今後の展開についてご紹介いただきたい。

公募一般演題(口演)

  • 一般演題(口演)
    ※一般演題の発表は1例の症例報告があれば発表できるものとします。
    ※採用セッション(発表形式)の最終決定については、会長にご一任ください。

公募学生・研修医セッション(口演)

  • 学生・研修医セッション
    〈学生・研修医セッションについて〉
    「学生・研修医セッション」を設け、研修医と医学生からの演題を募集いたします。
    皆様奮ってご応募ください。
    「学生・研修医セッション」に応募いただいた演題のうち、「学生・研修医セッション」で採択された全ての演題が「優秀賞」の候補演題となります。
    審査により優秀賞受賞者を選出し、1日目の6月11日(木) 午後に表彰式を開催します。筆頭演者を表彰いたしますので、お揃いのうえご参加ください。

    ※ 優秀賞受賞者の発表・表彰につきましては、今後開催形式の決定に伴い変更となる場合もあります。
    ※ 学会参加費については医学部生の方は無料です。

演題カテゴリー

一般演題、学生・研修医セッションは以下のカテゴリーA、Bからそれぞれ適合する分野を1つずつ選択してください。適合するカテゴリーが無い場合にはその他を選択してください。

カテゴリーA
01   小児
02   頭頚部
03   乳腺
04   食道
05   胃・十二指腸
06   大腸・小腸
07   肝臓・胆道・膵臓
08   肺・縦隔・胸膜
09   子宮・卵巣
10   腎・尿路・膀胱・前立腺
11   皮膚
12   骨軟部
13   造血器・リンパ
14   その他
カテゴリーB
01   疫学・予防 14   内視鏡治療
02   病理 15   手術療法
03   ゲノム・遺伝子 16   化学療法
04   腫瘍免疫 17   内分泌・ホルモン療法
05   癌幹細胞 18   放射線治療
06   浸潤・転移 19   温熱療法
07   糖鎖 20   IVR(Interventional radiology)
08   感受性試験 21   集学的治療
09   バイオマーカー 22   遺伝子治療
10   トランスレーショナルリサーチ 23   免疫治療
11   診断 24   支持療法
12   遺伝子診断 25   緩和医療
13   臨床試験 26   その他

演題登録方法

登録はオンライン登録のみとさせていただきます。
注意事項をご確認の上、本ページの「登録画面」ボタンより登録をお願いいたします。

最初に登録する際に、登録者本人に任意のパスワード(半角英数文字6~8文字)を決めていただきます。パスワードに関しての問い合わせには一切応じかねますので、必ずメモをとるなどし、自己責任において保管するようにしてください。
万一お忘れになると抄録の変更ができなくなります。

修正期間中であれば登録後の変更が何回でも可能です。確認・修正は「確認・修正画面」より行ってください。
同一演題で「演題登録」ボタンを使用するのは初回のみで、以後はすべて「確認・修正画面」ボタンを用いて行います。修正するたびに「演題登録」ボタンを利用すると、同一演題が複数登録されますのでご注意ください。

※演題登録をした後は、確実に登録されているか、「確認・修正画面」にて登録番号と設定したパスワードを用いて必ずご確認いただくようお願いいたします。

※締め切り直前はアクセスが集中し、回線が混雑することにより登録に支障をきたすことも予想されます。余裕を持ってご応募いただくことをお奨めいたします。

※オンライン登録をご利用の場合は、ブラウザの戻るボタンは使用しないでください。

UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。各
ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。

抄録作成要項・入力制限

(1) 登録制限

  • 演題名(タイトル):全角80文字以内(英文はスペース含め半角)
  • 抄録本文:全角860文字以内(英文はスペース含め半角)
  • 共同演者:筆頭著者を含め最大20名まで
  • 所属施設:最大20施設まで

(2) 本文の作成

  • 本文は、ご自身のパソコン(テキスト形式)で作成し、コピー機能を使って抄録本文用の枠内にペーストすることをお勧めします。
  • 使用言語は日本語のみとなります。
  • 図表を登録することはできません。
  • 登録された抄録に関しては、誤字・脱字・変換ミスを含め、原則として事務局では校正・訂正を行いません。そのまま印刷されますので、登録者の責任において確認してください。演題登録をされた後は、必ず演題登録確認画面をプリントアウトして保管してください。

(3) 入力の際の注意事項

  • ①、②、③のような丸で囲った数字は使用いただけません。また、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのようにご入力ください。
  • シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)の α β γ 等は使わないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)の α β γ を利用してください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、アンダーラインを使うときに用いる<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<B></B>、<U></U>の記号はすべて半角文字(1バイト文字)を使用してください。本文中に単独で<、または>を利用するときは、全角文字(2バイト文字)を使用してください。  例 p<0.05、CO>2.2
  • 英文や数字を入力する際、O(アルファベット)と0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX(アルファベット)と×(かける)などきちんと区別してください。
  • 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「-」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。

(4) 登録の完了について

  • 演題登録完了後、画面に「登録番号」が表示され、同時にご登録のE-mailアドレスに確認メールが配信されます。この登録番号と確認メールをもって、演題受領通知に代えさせていただきます。
  • 1〜2日経過しても登録完了確認メールがお手元に届かない場合は、メールアドレスが正しく登録されていない可能性が高いため、「確認・修正画面」よりご自身の登録画面に入り、正しくご登録されているかご確認ください。

利益相反の開示について

利益相反状態の有無および利益相反状態がある場合には企業名を開示してください。
「なし」の場合でも、その旨の開示が必要となります。
発表形式が口演セッションの演者はタイトルスライドの次のスライドに掲示してください。

採否結果

採否結果は2026年3月中にはご登録いただいたメールアドレス宛てに送信予定です。

お問合せ先

第35回日本癌病態治療研究会 運営事務局
株式会社コングレ内
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-51 Nakanoshima Qross 11F
E-mail: 35jsct2026-abs@m.congre.co.jp