第3回日本膝関節学会  同時開催:The Meniscus Asian Summit 2025

会長挨拶

第3回日本膝関節学会
The Meniscus Asian Summit 2025
会長 黒田 良祐
(神戸大学大学院医学研究科 整形外科 教授)

第3回日本膝関節学会/ The Meniscus Asian Summit 2025 開催にあたって

 この度、2025年12月5日(金)- 7日(日)に、第3回日本膝関節学会を兵庫県姫路市で開催させていただきます。本学会の起源は1974年の日本膝関節研究会誕生まで遡ります。2000年には日本膝関節学会が設立され、その後JOSKASを経て2023年に新たに日本膝関節学会(JKS)が復活しました。膝関節に関する学術的な会は半世紀の長い歴史があります。

 このような歴史と伝統のある学会を担当させて頂くことに深く感謝し、教室員および同門一同、鋭意準備を進めております。今回の学会テーマは『Mastery』とさせて頂きました。辞書を引きますと“習熟・熟達”ということになりますが、「極める」「精通する」という意味があり、『膝関節を極めよう』、という思いを込めています。韓国膝関節学会、ドイツ膝関節学会との合同セッションや膝関節フォーラム・TKAフォーラムセッションも企画いたします。

また本来2日間の学会を今回は3日間とし、後半の12月6日(土)午後から12月7日(日)はヨーロッパで定期的に開催されています“The Meniscus”のアジア版“The Meniscus Asian Summit”を合同開催させていただきます。世界中の半月板治療のエキスパートと共に熱い議論を交わしましょう。

本学会は膝関節の研究と治療において飛躍的な進歩を遂げるための貴重な場であり、国内外から多くのオピニオン・リーダーに参加いただく予定です。アカデミックな交流のみならず文化的な交流も深めていただける素晴らしい機会となることを心より願っております。姫路は江戸時代に城下町として整備され、現在の市街地にも城下町の町割りが残る素敵な街です。活発な議論とともに国宝姫路城と姫路ならではの食を是非お楽しみください。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

The Meniscus Asian Summit 2025