第68回九州リウマチ学会
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会長挨拶
 
第68回九州リウマチ学会
会 長   多田 芳史
  佐賀大学医学部附属病院 膠原病・リウマチ内科 診療教授
 この度、第68回九州リウマチ学会を2024年9月7日(土)、8日(日)の2日間、佐賀市の「ホテルグランデはがくれ」において開催させていただくことになりました。伝統ある本学会の会長を務めますのは大変光栄なことであり、感謝いたします。今回の開催形式については、今のところ現地での集会のみで行いたいと考えております。
 学会テーマは「人を遺すは上なり」としました。元は後藤新平の言葉で、この前に、財を遺すは下、仕事を遺すは中、とあります。人を育てることは最も価値がある、との意味で、故野村克也さんも好んで使われていた言葉です。学会のテーマとしてはこれまでとはかなり異なりますが、医師やコメディカルの方々の知識や情報の共有・アップデートを含め様々な研鑽の場としても学会は重要であると考えており、本学会がリウマチ・膠原病診療に携わる人材の育成に役立てればと思いこの言葉を選びました。前回2018年に佐賀で開催しました第56回学会では新たに初期研修医セッションを作りましたが、以後も同じ形式で継続されており、上記趣旨の一環として定着したのではないかと思っております。
今回の主題は以下の4つとしました。
Ⅰ. 現在の関節リウマチ治療の課題と問題点
Ⅱ. 血管炎の治療と予後
Ⅲ. みんなで考える Pictures in Rheumatology
Ⅳ. リウマチ治療新時代の整形外科手術介入の最適化
 最近の関節リウマチ治療に関連したテーマとして主題Ⅰを、近年治療に進展が見られている血管炎について主題Ⅱを、最近の手術介入に関するテーマで主題Ⅳを設定しました。また今回新たな試みとして、主に画像やその他の所見を中心として診断や病態などを考える主題Ⅲを作りました。雑誌のImages in Rheumatology (Ann Rheum Dis)、Clinical Images (Arthritis Rheumatol)、Pictures in Clinical Medicine (Intern Med)などを参考にしていただき、さらに、解答や詳細は学会のプレゼンテーションまでは明らかにしない、という形式で行いたいと考えております。これも主に若手医師の研鑽となるようなものを期待しております。奮ってご応募いただけますようお願い申しあげます。
 また、特別講演は東京大学医学部附属病院アレルギーリウマチ内科教授、藤尾圭志先生にお願いしております。加齢と自己免疫疾患で増加するThA細胞の発見など、素晴らしい研究成果を次々と発表されており、それらを拝聴できる機会になると思います。
 9月初めのまだ暑い時期ではありますが、多くの皆様方のご参加をお待ち申しあげております。
 
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