6NCリトリート ポスターセッション

ご挨拶

植木浩二郎

国立高度専門医療研究センター 医療研究連携推進本部

本部長 植木 浩二郎


6NCリトリートの開催にあたって

今回の6NCリトリートのお世話を担当しておりますJH(国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部)本部長の植木でございます。JHは、我が国の6つの国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター: NC)の資源・情報を集約し、それぞれの専門性を生かしつつ有機的・機能的連携を行うことによって、NCが世界最高水準の研究開発・医療を目指した新たなイノベーションを創出することを目的とし、2020年4月に発足した6NC横断的組織であり、その目的の達成のために、これまでNC横断的研究課題への支援、若手研究者育成、臨床情報の統合と活用の推進などをおこなってきました。6NCの有機的・機能的連携には、各NCにおいてどのような研究者・医療者がいてどのような研究をしているのかを知ることが不可欠です。特に若手の研究者・医療者にとっては、専門分野以外の研究について直接聞いたり、あるいは自分自身の研究を他の分野の研究者に発信することも重要です。これまでコロナ禍ということもあり、6NCの研究者・医療者が直接交流できる機会を設けることができていませんでしたが、今回、NCGMの名誉理事長(前理事長)でいらっしゃる春日雅人先生が会頭を務められる第31回日本医学会総会において、そのプログラムの一部として6NCリトリートを開催できる運びとなりました。今回のリトリートでは、若手研究者のポスターセッションを中心として、6NCの研究者・医療者の交流を図ることとしています。演題登録した若手研究者とのその指導者にたいしては、医学会総会の参加費を補助致しますし、NCGG、NCVCからの演題登録者・指導者については参加費に加え、交通費・宿泊費も支給致します。優秀な演題については、理事長賞も用意してありますので、ふるってご応募ください。また、NC以外の医学会総会参加のかたのご来場も歓迎致します。若手の刺激になるようなディスカッションをしていただければ幸いです。

今回の6NCリトリートの開催をご許可いただきました春日会頭、門脇孝準備委員長に心より御礼申し上げるとともに、医学会総会のご盛会、また今回のリトリートが6NCのいっそうの連携強化につながることを祈念してご挨拶に代えさせていただきます。

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