平成30年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術集会 Japanese Alcohol, Nicotine & Drug Addiction Conference 2018

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40th JSARP 会長ご挨拶

辻本士郎

平成30年度アルコール・薬物関連学会合同学術総会
第40回日本アルコール関連問題学会
会長 辻󠄀本 士郎
ひがし布施クリニック院長

この度、平成30年度 アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会(第40回日本アルコール関連問題学会・第53回日本アルコール・アディクション医学会学術総会)を第19回国際生物学会(ISBRA)と合同で来る2018年(平成30年)9月8日から10日まで開催させていただくことになりました。

日本アルコール関連問題学会は、依存症全般に対応する医療・福祉・介護・司法・当事者などの関係者が中心の学会です。そのためコメディカルが多く、臨床・現場での問題を討議してきました。今回も大勢のコメディカルが参加しやすいように、樋口・竹井両先生の了解の元、9月8日土曜日に龍谷大学深草学舎にて国際生物学会より1日早く開催し、9日から国立京都国際会館にて引き続き10日まで開催します。メインテーマは、『回復への希望~様々な依存、広範な支援、連携の構築~』です。

依存症はアルコール・薬物にとどまらず、ギャンブル、インターネットなどの行動嗜癖に広がりました。医療だけでは対応が不十分で、地域生活を支える福祉・介護領域の方々をはじめ、行政機関・回復施設・自助グループ・家族会・司法機関など多くの機関の有機的連携のもと、広範な支援が欠かせません。

日本アルコール関連問題学会は40年を迎えますが、一貫して取り組んできたテーマは実効性のある地域ネットワークの構築です。依存症は、誰もがなる可能性があり、医療だけにとどまらず当事者の生活・家族支援、地域社会への働きかけ、新しい社会資源を創設し、その中で、誰もが回復できること社会になることを期待しています。そのために必要なことは人材育成であり、依存症に対する社会の誤解と偏見の是正、そして参加された皆様の回復への希望だと思います。

ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしています。

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