会長挨拶

第39回東日本手外科研究会

会長 射場浩介

(札幌医科大学運動器抗加齢医学)

第39回東日本手外科研究会を2025年2月22日(土曜日)に、北海道立道民活動センターかでる2・7で開催させていただくことを大変光栄に存じます。

本研究会は、1991年に第5回を石井清一先生が開催され、2017年に第31回を青木光広先生が開催されています。今回で札幌医科大学としまして3回目の担当をさせて頂きます。これまでに多くの先輩たちが築かれた伝統と業績を大切にしながら、私たち後輩や若手医師たちが楽しめるような研究会となるように鋭意準備を進めております。

今回の研究会のテーマを「次の一手、新しい知見を求めて」とさせていただきました。治療に難渋している症例の新しい打開策としての次の一手、診断や治療法が確立されている疾患や外傷に対する新しい視点からの次の一手、基礎研究の成果を臨床応用するために必要な次の一手、さらに大きな視点からではマイクロサージャリーや関節鏡視下手術が手外科分野に大きな影響を与えたように、手外科診療の新しい分野となるような次の一手、など「次の一手」には、多くの意味が含まれています。また、本研究会は若手医師やベテラン医師にかかわらず、自分の経験や考えを自由に発表し、論議できる場と考えます。その中で、何か新しい知見を見つけるきっかけとなる活気のある研究会にしたいと考えております。

札幌の2月は雪が多く、寒い時期ですが、最も北海道らしい季節でもあります。この時期は多くの観光イベントが開催され、ウインタースポーツも盛んです。冬の札幌市内は大変な賑わいを魅せていると思います。美味しい食事とお酒をご堪能して頂きながら、冬の北海道を楽しんでいただければ幸いです。

多くの皆様と札幌でお会いできますことを楽しみにお待ちしております。

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