ご 挨 拶
国境なきユマニチュード国際会議
大会長
福岡市長 高島 宗一郎
急速に進む世界的な高齢化の中で、日本はその最前線に立つ国の一つです。
そして今後20年で、その潮流はより一層加速し、アジアの国々では日本を上回るスピードで高齢化が進むと見込まれています。
超高齢社会をどのようにデザインしていくのか。その問いは今や、世界が共有する課題となっています。
そうした中、福岡市では、人生100年時代を見据え、誰もが心身ともに健康で自分らしく活躍できる社会の実現を目指す「福岡100」を、2017年から、産学官民オール福岡で推進しております。その一環として、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる「認知症フレンドリーシティ」の実現に向けて、さまざまな施策を展開しております。
その柱に据えているのが、認知症コミュニケーションケア技法「ユマニチュード®」です。福岡市は、自治体として世界で初めてユマニチュードを本格的に導入し、家族介護者向けの講座や市内すべての小中学校・公民館での講座などを通じて、普及に努めてまいりました。また、ユマニチュード発祥のフランスの関係機関とも連携して、ユマニチュードの国際展開も進めています。
この取り組みを一層推進していくため、この度「国境なきユマニチュード国際会議in福岡2026」を開催します。本会議には、国内に加え、アジア各国の自治体や研究機関、大学、医療・福祉関係者など多様な主体が集い、高齢化が進む社会におけるケアのあり方や、それを取り巻く環境について意見交換が行われます。
福岡市といたしましては、本会議を契機として、誰もが安心して暮らせる人生100年時代の実現に向けた取組みや知見を、福岡からアジアへと広げてまいります。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちするとともに、福岡でお会いできることを楽しみにしております。




